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2005/11/20

LIVE-POWERED NEXUS/NEXT ORDER

Nextlivepowered
LIVE-POWERED NEXUS/NEXT ORDER(Order Tone Music)

武藤祐志(G)、清野拓巳(G)、石垣篤友(B)、松田”Gori”広士(Ds)
Released 2005.(2,500円、税込み) ’05年11月20日発売
1. Aggressive Continuity 2. Deadline Pressure 3. Hanadi 4. Insomania 5. The Dragon 6. Blue Stone

インディーズのジャズCDを応援するページ」からの紹介です。なかなか興味深いアルバムが届きました。ギターの武藤さんは「スコット・ヘンダーソン、アレン・ハインズ、ジェフ・リッチマンにジャズフュージョンギタースタイルを叩き込まれた」とのことで、対する清野さんは「パット・メセニー、ジョン・スコフィールド、ビル・フリゼールの音楽性を受け継いでいる」とのこと。タイプの違う2人のギタリストを含む4人の編成のサウンドは、言わばハード・フュージョンの世界ですが、そこに4ビートの世界も展開していて、「繊細な空間系インプロヴィゼーションと攻撃的なダイナミクスをあわせ持つ」サウンドが展開しています。

全6曲でライヴでの演奏のため、1曲あたりの時間が長く、曲も変化に富んでいて飽きさせません。果たして最初から構築されたものなのか、その場のノリでどんどん変化していったサウンドなのか、興味があるところです。

1曲目は何度か入る、えらい速いメカニカル系のギターのパッセージではじまったと思ったら、重量級のサウンドで圧倒し、途中でノリの良いファンクで進んで行き、再び重量級に。さらにギターのソロが変わるとちょっと軽めにアップテンポの4ビートになって展開していくスリリングな世界、そして最初のテーマに戻っていきます。

2曲目は静かでスペイシーにはじまっていきつつも、どことなくダークな感じを見せながら、そのままミディアムの4ビートになって行って、それでも演奏の感触はファンク的なものを感じる15分台の曲。途中、内省的で静かな場面やギターのみのフリー・インプロヴィゼーションの場面もあり。なかなかに静かな情熱を感じます。

3曲目はリズム隊のノリがけっこう良くて、テーマもメロディアスでこれぞファンク、といったサウンドで、交互に入る、あるいは同時に弾いている2人のギターの性格の違いも楽しませてくれます。後半だんだん盛り上がっていく。ベースだけがリズムを刻む場面で一度静かになり、また持ち上がっていきます。

4曲目はスペイシーで静かにやり取りが繰り広げられていき、途中盛り上がりがあっても、ミュートが効いたようなサウンドでの静かな演奏が前半は基調になっています。ベースソロが長めに続いて、その後少しずつヴォリュームが上がっていったり、引っ込んだりという構図。ここでも後半に4ビートの部分が。

5曲目はやはりメカニカルなややアップテンポのハード・ファンクといった感じで進行していきます。ギターの個性に応じてバックが変化するのは、なかなか面白い感じ。この曲もギタリストにあおられてか、それともバックにあおられてか、どんどん盛り上がっていきます。ラストはまたちょっと抑え気味に戻って5拍子でドラムソロがあります。

6曲目は、18分もの曲。スペイシーな部分からはじまってちょっとエキゾチックなフレーズがさざなみのように変化しながら、時に間を感じさせたりもするサウンド。そしてライヴの特性を生かして、ソロの時間を十分に、そして自由にとってあります。中盤戦ではギター2本同時進行のソロで盛り上がります。そして、完全ドラム・ソロもあって、構成的にはやっぱりライヴならでは。その後もサウンドが大きくなったり、小さくなったり、自在に変化していきますが、その変化が楽しい。

どの曲も一本調子ではなく、ドラマチックな展開があり、おそらくそれはその場の雰囲気でどんどん変わっていくものだと思うので、ライヴ録音でそういう瞬間を切り取れた、というのは、けっこう貴重なことだろうと思います。ハード・フュージョン(ファンク)を基調に様々な要素が入っていて、しかも自在に展開していくので、スリルがありました。自由度の高さでは、他ではなかなか聴けないサウンドではないかと思います。


’05年11月20日から新星堂、HMVなどでも購入が可能になるようです。

(追記 11/23)アメリカのLoLo Recordsから’06年の2月にCDが発売されることが決定したようです。おめでとうございます。

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