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2005/09/07

ビヨンド・オール/菊地雅章/グレッグ・オズビー

Beyondkikuchi
4ビートでメロディアスな、ストレスが発散するジャズを聴いている人たちからすると、このアルバムは内側へ向かってストレスを溜め込むような緊張感のあるジャズなので、何だこれは、ということにもなりかねません。ただ、こういうのが個人的には好きで、発散しないシリアスなジャズ(しかも4ビートではない)というのも、アリだとは思っています。まあ、デュオのメンバーがメンバーなだけに、そこから出てくる音は想像ができると思いますが。かなりフリー寄りだけれども、ドシャメシャがない、と言えば分かりやすいでしょうか。聴く人を選ぶだろうけれど、ハマるとコワいような気もします。


ビヨンド・オール/菊地雅章(P)/グレッグ・オズビー(As、Ss)(55 Records)
Beyond All/Masabumi Kikuchi(P) with Greg Osby(As, Ss)(55 Records) - Recorded March 25 and 26, 2005. - 1. Vista 2. Sepia Tones 3. Fixation 4. Broken Parade 5. Journey From Here 6. Dance Of An Elephant (And A Buzzing Bee) 7. Anthem For Two 8. Counteraction 9. Counter-Counteraction 10. 'Round About Midnight 11. Infinity 12. Phantomime 13. Swing Spring 14. Bye-Bye Song

2人の共作またはそれぞれの曲が全14曲中12曲。共作(4-6、11曲目)はたぶんフリー・インプロヴィゼーション。デュオの演奏もあれば、グレッグ・オズビーと、菊地雅章のソロが各2曲ずつ。恐ろしく内面を向いていて、しかもスペイシーにせまっているアルバム。こういった方面の演奏ができるのはこの2人以外いないんではないかと思うぐらい、淡々とした演奏に緊張感を強いられ、胸が締めつけられるような感じがします。それと一緒に、日本の水墨画のような素朴さと自然さが、目の前の情景に浮かびます。4、6、11曲目はフリーっぽいアプローチが目立ちます。7曲目もサックスが舞い飛ぶ雰囲気。10曲目のセロニアス・モンクの、13曲目のマイルス・デイヴィスの曲は、ちょっと変わっていて緊張感のある感じ。(05年8月24日発売)

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