ディープ・イン・ア・ドリーム/ヘレン・メリル

いやー、まいったまいった。ヘレン・メリルのアルバムが今頃初CD化なんてありえないなあ、と思っていたのだけれど、このアルバム、実は’95年に「フィーリング・イズ・ミューチュアル」(EmArcy)というタイトルで、同内容でCDが発売されているんですね。今回のアルバムはヘレン・メリルが原盤権を買い取って発売されたものをCD化した、とあります。つまり、今回のアルバムの方が後ということに。このアルバムの発売、ジャズ雑誌にはいっさい書いてなかったので、CDジャーナルで発見したときは小躍りして喜んでいたのですが。でも、世間にはこういうことってけっこうありますよね。タイトル違いでジャケ写も違えば分からない。こういう場合は自己責任で、自分にジャズの知識がなかったことを恥じて、終わりにしましょう。でも悔しい(笑)。
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ディープ・イン・ア・ドリーム/ヘレン・メリル(Vo)(Art Union)
Deep In A Dream/Helen Merrill(Vo)(Art Union) - Recorded 1967. Thad Jones(Cor), Jim Hall(G), Dick Katz(P), Ron Carter(B), Pete Laroca(Ds), Arnie Wise(Ds) - 1. You're My Thrill 2. It Don't Mean A Thing 3. Here's That Rainy Day 4. Baltimore Oriole 5. Don't Explain 6. What Is This Thing Called Love? 7. The Winter Of My Discontent 8. Day Dream 9. Deep In A Dream
CDは以前「フィーリング・イズ・ミューチュアル」(EmArcy)で出ています。メンバーがスゴく、曲もスタンダード集なのですが、やっぱり少し地味という印象も。1曲目からしっとりとした味わいで淡々とバラードが進んでいきますが、やっぱり求心力がもう少し欲しいかな、という感じも。エリントンの曲も、ややアップテンポながら、なんとなく軽妙さがある2曲目、ピアノのみをバックにゆっくりゆったりと歌っていくバラードの3曲目、やや哀愁があって軽いやり取りが印象的な4曲目、彼女の有名な持ち曲だけれどちょっと違ったアプローチの5曲目、ちょっと引っかかりのあるアップテンポの6曲目、やはりバラードで強みを発揮すると思う7曲目、味わいのあるバラードが続く8曲目、ギターの伴奏だけでしっとりと歌っている9曲目。(05年7月21日発売)
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