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2004/07/19

How Many? と South Wind が再発

Satokohow
Satokosouth
暑い夏にはやっぱりフリージャズです(って誰が決めたんだ?そんなこと)(笑)。ええ、ともかく。田村夏樹氏と藤井郷子氏のアルバムがインディーズレーベル(Libra)ながら再発されました。24ビットリマスターで紙ジャケットでの発売で、ジャケットデザインもかわっています。私はブルーノートなどでもリマスターの再発モノには手を出さないのですが、こういうアルバムは、つい、買ってしまいます。インディーズレーベルのため、CDショップでは大きいところでないと置いてないかもしれませんが、通販では手に入ります。

オーケストラ作品のSouth Windの方は、サウンドのまとまり具合とフリーの部分のバランスがなかなか見事だと思います。


How Many?/Natsuki Tamura(Tp), Satoko Fujii(P)(Leo Lab)(輸入盤) - Recorded January 19, September 12 and November 9, 1996. - 1. Akumu 2. Lightning Attack 3. Self Portrait 4. Who Are We? 5. How Many? 6. A Day After Yesterday 7. Kaleidoscope 9. Subjective Gravity 10. Correlation 11. One Morning In February 12. A Bench In The Park 13. Micro & Macro 14. A Whisper Of Maple Wood

全14曲中12曲が2人によるフリー・インプロヴィゼーション。抑制が効く場面がありつつも、まさにフリージャズのサウンド。トランペットはフリーキーな部分が多いし、ピアノもギャロンギャロンというフレーズが目立っている曲もあります。しかし、なぜかトランペットの音使いやピアノのフレーズに、やっぱり日本のフリーか、と思わせる部分も。そんな中で内面を向いている曲もあって、内省的ながら叙情的な表情を見せています。ほら貝かヴォイスか分からないような音が続いていく4曲目もヒトクセあります。小品ながら強烈なカウンターパンチをくらわせるタイトル曲の5曲目。7曲目は田村の日本的なフレーズのソロ、8曲目は藤井のソロ。さまざまなフリーの世界を垣間見せてくれながら、14曲目までの時間が過ぎていきます。


South Wind/Satoko Fujii(P) Orchestra(Leo Lab)(輸入盤) - Recorded June 19, 1997. Oscar Noriega(As, Bcl), Briggan Krauss(As, Cl), Tony Malaby(Ts, Ss), David Castiglione(Ts, Ss, Bamboo Fl), Andy Laster(Bs, Cl), Herb Robertson(Tp, Cor, Soprano Hunting Horn), Steven Bernstein(Tp), Dave Ballou(Tp), Natsuki Tamura(Tp), Joe Fiedler(Tb), Chrtis Hasselbring(Tb), Joey Sellers(Tb), Yuko Yamaoka(P), Stomu Takeishi(B), Aaron Alexander(Ds) - 1. Jet Lag 2. No More The Seasons 3. Indication-Spring 4. Silence-Summer 5. This Is About You-Fall 6. Freeze-Winter 7. I Don't Know 8. South Wind

ビッグ・バンドでの録音の第一弾。アンサンブルとしてのまとまりある部分もありますが、各メンバーの裁量でかなり自由に演奏しているのでは、と思わせるアレンジです。重々しくはじまったと思ったら途中で静かになりバリトンサックスをはじめアグレッシヴな演奏で再び盛り上がる1曲目、静かな場面からフリーのフレーズを中心にドラマチックに盛り上がっていく田村夏樹作の2曲目。3-7曲目は「四季」という組曲になっています。なかなか難解でシリアスな四季ですが、それぞれの季節感はそこはかとなく感じる事はできるかも。浮かび上がってくるアンサンブルとフリーの対比が印象的。ダイナミックな部分と静かな部分があってヴォイス(叫び?)もある田村作の7曲目、沖縄の旋律を使ったタイトル曲の8曲目。

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コメント

こんにちは。
先日、荻窪で田村&藤井のライヴを聴きました。
それぞれソロで約30分ずつ演奏するという内容でした。
藤井さんのピアノをまともに聴いたのは初めてでしたが、
リリカルな(?)面も意外にあって、素晴らしかったです。
田村さんの方は、「コココケ」を全曲メドレー形式で見事に
再現していました。「ベシベシベシ・ベシ・ペン!」、実際みるとやはりインパクトあります。
トランペットもなにか尺八のような感じです。
そういえば演奏前のMCで「(コココケの)レコーディング中、スタッフもみんな唖然としてました」
と、田村さんは苦笑しながら語ってました(笑)

こんにちは。お2人のアルバムが最近6-7月で再発4枚、新譜2枚も出てしまいましたね(Libra)。再発の方は確かにリマスタリングで音が良くなっているみたいです。

コンサートの方は、コンサートのお知らせメールを時々いただくのですけれど、近くでなかなか開催されないので、まだ1度も行った事がありません。

そうですか、「KO KO KO KE」をライヴでやってしまいましたか(笑)。一度は聴いてみたいライヴです。

グループでの新作「EXIT」は、クァルテットがシンセサイザーにエレキギターでドラムスなので、しかもエフェクター(エコー)がトランペットにもかかっているので、また全然雰囲気が違いました。

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