掲示板

Twitter

無料ブログはココログ

2018/07/23

Gittin' To Know Y'all/The Baden-Baden Free Jazz Orchestra

Badengittin
カーリン・クローグの過去盤聴きの13日目にして一段落。今日はサイド参加作なんですが、彼女は’60年代から実験的なことにも手を出していて、このアルバムへの参加も、そういうことだったのか、というような感じではあります。残念ながらメインの大部分を占める1-2曲目には参加していないけど、3曲目の参加と、4曲目は何と彼女だけによる多重録音の四重唱になってますね。他でもECMで2枚、サイド参加作がありますが、それらはもうすでに紹介済みです。やはりタダものではなかったと改めて聴いて思いますが、広く受け入れられるかというと、これは好き嫌いがでてくるかもしれないなあ、と思います。


Gittin' To Know Y'all/The Baden-Baden Free Jazz Orchestra(MPS) - Recorded December 12-14, 1969. Lester Bowie, Hugh Steinmetz, Kenny Wheeler(Tp), Albert Mangelsdorff, Eje Thelin(Tb), Joseph Jarman(Ss, Fl), Roscoe Mitchell(As), Alan Skidmore, Heinz Sauer, Gerd Durek, Bernt Rosengren(Ts, Fl, Oboe), John Surman(Bs), Willem Breuker(Bcl), Terje Rypdal(G), Dave Burrel(P), Leo Cuypers(P), Barre Phillips, Palle Danielsson(B), Steve McCall, Tony Oxley, Claude Delcloo(Ds), Karin Krog(Vo) - 1. Gittin' To Know Y'all Part 1 2. Gittin' To Know Y'all Part 2 3. Ved Soerevatn 4. For My Two J.B.'s 5. May Hunting Song

フリージャズのアルバムです。1-2曲目はレスター・ボウイ作曲(これが収録時間の大部分)、3曲目がテリエ・リピダル作曲、4曲目がカーリン・クローグ作曲と、そうそうたる顔ぶれ。当時の米欧のフリージャズ(そうでない人も)のミュージシャンが大集合です。1-2曲目がビッグバンド(それぞれパート1、2となっている)で、3曲目以降は比較的小編成で1曲ごとに入れ替わります。カーリン・クローグは3-4曲目に参加。1-2曲目は出だしがゆったりと流れて行く場面が目立っていますが、徐々に盛り上がってまさにドシャメシャのフリージャズの場面も。’69年のヨーロッパでこういう欧米混成編成での演奏があったこと自体、スゴいです。4曲目はカーリンの多重録音による四重唱。5曲目のバス・クラリネットのデュオも迫力。

2018/07/22

Jubilee: The Best Of 30 Years/Karin Krog

Karinjubilee
カーリン・クローグの過去盤聴きの12日目。今日は2枚組のベスト盤が’95年にリリースされているので、それを。これが出てからもう20年以上経過しているんですよね。さすがに時の流れは速いなあと思います。彼女のアルバム、LPだけしかないものも含め、聴いてないものもあるので、ここで聴ける曲があるというのもうれしい。もう全部追っかけしているミュージシャンも少なくなってきてますし。時系列的に曲が並んでいて、1枚目はやはりジャズの歌が多かったですけど、2枚目になってくるとジャズにとどまらない歌が目立ってきます。それでもあまり実験的な曲はなかったかな。まあ、こういうアルバムも出てました、ということで。


Jubilee: The Best Of 30 Years/Karin Krog(Vo)(Verve) - Released 1995. - 1. Moonshine Lullaby 2. By Myself 3. Loverman 4. Just In Time 5. All Of You 6. Old Folks 7. Dearly Beloved 8. In Your Arms 9. Spring Affair 10. Some Other Spring 11. Shinu Stockings 12. Blues Eyes 13. Who Cares 14. How Long Has This Been Going On 15. Nice Work 16. You Must Believe In Spring 17. Once Upon A Summertime 18. Solitude 19. Sing Me Softly 20. Empty Streets 21. Lesters Happy 22. That Old Feeling 23. Trane 24. Jeepers Creepers 25. The Touch Of Your Lips 26. like That 27. Bansull 28. Karima Two 29. Open Sandwich 30. The Thrill Is Gone 31. Canto Mai 32. I Ain't Here 33. Northern Song 34. It Could Be hip 35. Don't Just Song

カーリン・クローグのアルバム発売30周年を記念して発売されたベスト盤。’64年の録音から’91年の録音まで、全35曲。未だにCD化されないアルバムもあり、レーベルを超えて編集されていて、そういった意味ではこのベスト盤は貴重です。このアルバムの発売当時は国内盤でしか集めてなかったこともあったけど、その後CDとして出たものもあります。それでもまだディスコグラフィ全体の3分の2ほどかな。いろんなサウンドで、時系列的に聴いていくと、彼女の幅広い活躍が分かります。徐々にジャズから範囲が広がっていく感じ。前半と後半ではだいぶ違います。ただ、このベスト盤も一時期までのベスト。その後も気になります。この時期のリマスタリングもいいし、あまり引き出して聴くアルバムでないけど、印象は強い。

2018/07/21

Dave Frishberg & Karin Krog

Karindave
カーリン・クローグの過去盤聴きの11日目。リーダー作では今日がラストで、あとはベスト盤とサイド参加作が残っています。思い出したけど、このあたりで、ホームページの新しいミュージシャン特集を作るのを辞めたのでした。本当ならヘレン・メリルも途中までは作ってあったのですが、削除。ジョン・サーマンとの共作もいくつかあって、そっち方面も興味深いですが、こういうオーソドックスにピアノとのデュオでの演奏というのも、なかなかいいです。実験的なこともやる反面、普通に歌ってもスゴいというのはなかなかいないのではないかと思います。自分の中では何人かヴォーカリストをあげろ、となると入ってくるかと。


Dave Frishberg(P, Vo on 7, 11-13) & Karin Krog(Vo)(Baybridge) - Recorded November 29, 1994. 1. You Better Love Me 2. Just In Love 3. Skylark 4. If I Should Lose You 5. Old Folks 6. Shiny Stockings 7. Dear Bix 8. Embraceable You 9. Nice Work If You Can Get It 10. In A Mellow Tone 11. Tulip Or Turnip 12. My Attorney Bernie 13. Oklahoma Toad 14. Cornflower Blue 15. Hi-Fly 16. Blue Monk 17. Beautiful Love 18. Everytime We Say Goodbye

デュオのスタンダード集で、ホーム・コンサートでのライヴ。タイトルの付け方からすると、ピアノの方が主役の可能性も。4曲デイヴ・フリッシュバーグの曲と歌(14曲目以外)が入っています(7、12-14曲目)。7曲目はデイヴの弾き語りからデュオへ。バラードの曲もありますが、比較的アップテンポの曲など、ピアノの伴奏がはずんだ感じでボーカルがうまく乗っかり、ピアノが日本ではほぼ無名ながら、うまさを感じさせます。68分ほどの収録時間で18曲入っているので、少々長く感じるかも。ただ、ホームコンサートなので、その全貌を収めるという意味ではいいか。歌唱は彼女にしては、その曲調も相まって、普通に歌っている感じです。曲間の語りはけっこうカットされていると思いますが、聞こえている場面では楽しそう。

2018/07/20

Something Borrowed...Something New/Karin Krog

Karinsomething
カーリン・クローグの過去盤聴きの10日目。録音年は’89年。やっとここで久しぶりに普通にピアノ・トリオのバックでの演奏を聴くことができます。’66年の「ジャズ・モーメンツ」でもケニー・ドリューとニールス・ペデルセンは出てましたけど、あれからけっこう経ってますし。いろいろな編成で聴いてきましたが、やっぱり普通に、ピアノ・トリオをバックに歌っても、けっこういいなあ、と思います。声質にちょっとクセがある人なので好き嫌いは出て来るかもしれませんけど。惜しいのは、これ、たぶんオリジナルのジャケットではないですよね。ちょっとこのCDのジャケットは味気ないかなあと思います。でも演奏はいいですけど。


Something Borrowed...Something New/Karin Krog(Vo)(Century) - Recorded June 1989. Niels Henning Orstead Pedersen(B), Kenny Drew(P), Alex Riel(Ds) - 1. The Thrill Is Gone 2. Out Of This World 3. If I Should Lose You 4. My Foolish Heart 5. Canto Mai 6. I Get A Kick Out Of You 7. All Blues 8. The Meaning Of The Blues 9. This Is New Just One Of Those Things 10. I'm Beginning To See The Light 11. Ev'rytime We Say Goodbye 13. Tivoli

バックがほぼケニー・ドリュー・トリオなので、トリオ・プラス・ヴォーカルといった、まあ普通の編成。曲も歌い方もオーソドックスで、ほぼスタンダードばかり(5曲目のみジョン・サーマンの作曲)ですが、このメンバーではかえって面白くなってしまいます。晩年のドリューが嫌いでない方には、オススメです。1曲目はニールス・べデルセンのアルペジオのようなベースのみで歌っています。ドリューもこの頃のリーダー作のようなリリカルな感じはあってもあまり前面に出ていなくて、むしろペデルセンのベースの音数と強力なプッシュが印象に残ります、久しぶりに彼女のピアノ・トリオの本格的なバックでの歌を聴いた感じ。ノリの良い4ビートだけでなく、バラードやサンバなどもあって、彼女にしては、割と普通に聴いてエンジョイできます。

2018/07/19

Freestyle/Karin Krog

Karinfrees
カーリン・クローグの過去盤聴き9日目。彼女のリーダー作を聴いた中では、これが一番実験的なんじゃないかと思います。「フリースタイル」のタイトルでも、フリー・ジャズをやっているわけではなくて、普通の曲に混ざって、実験的な曲があります。どうこう言うよりはまず聴いてみて、とも思うのですけど、よっぽど彼女のファンでもない限り、手を出さないかもしれません。それでも、こういうアルバムがジャズの地平を広げてきたのも確かなわけで。ジョン・サーマンの演奏が、なかなか彼らしい曲もあったりもします。彼女のアルバムを取り上げても、今ひとつ反応が鈍いのですが、これもホームページを手直しするためという目標があって、普段聴いてないアルバムも聴けて、と個人的には一石二鳥ではあります。


Freestyle/Karin Krog(Vo, Synth, Per)(Breaktime) - Recorded August 1985. John Surman(Synth, Per, Ss) - 1. Just Holding On 2. Bansull 3. Sorrowful Day 4. Imagination's Child 5.Freestyle (An Essay In Subjective Ideaism) 6. Karima Two 7. Open Sandwich 8. The Red Dradon (A Fairytale For Grownups) 9. Some Time Ago 10. Fran Landesman Medley a) Spring Can Really Hang You Up The Most b) If c) The Ballad Of The Sad Young Men 11. Hymn To Joy

ジョン・サーマンとシンセサイザーなどを使用したり、カーリン・クローグのヴォーカル(ヴォイス)の多重録音を行なったりと実験的な作品。その実験的な度合いはかなり独特で、普通に聴こえる曲の中に、かなりの実験作が混ざっている感じ。歌に語りが混ざる曲も実験的。大半の曲が2人のどちらかないしは共作で、ミュージカルの曲などもあり。ジャズでもヴォーカルでも範疇からはずれてしまうので、通常のファンからはそっぽをむかれてしまうかもしれないです。ECMファンなら、受け入れる要素があるかも。そんな中でもヴォーカルだけで通す、トラディショナルの2曲目は、異国情緒を感じさせます。 4、11曲目もメロディアスなバラード。6曲目はインド音楽に影響を受けている感じです。ここまで実験的なアルバムも珍しい。

2018/07/18

I Remember You../Karin Krog, Warne Marsh, Red Mitchell

Kariniremember
カーリン・クローグの過去盤聴きの8日目。いろいろアルバムが出てますが、LPで’77年録音のレッド・ミッチェルとのデュオがあったとか。それがこのアルバムにつながっているらしいので、音源を聞いておきたいなあと思っても、追っかけている全てのミュージシャンについて集めたり揃えたりは無理なので、とりあえずはあるもので聴いていってます。ここでは、レッド・ミッチェルのベースが大活躍してますね。今聴くと、ちょっとベース音の音質が気になりますが、そこは、脳内変換をして聴くということで。実際ジャズのアルバムは古かったり、録音技術などの変化により音質がちょっと、というのがありますけど、慣れっこにはなってます。


I Remember You../Karin Krog(Vo), Warne Marsh(Ts), Red Mitchell(B)(Breaktime) - Recorded April 8-9, 1980. - 1. I Remember You 2. Trane 3. Lester's Happy 4. Moody's Mood For Love 5. It's You Or No-One 6. Loverman 7. Speak Low 8. That Old Feeling

今度はウォーン・マーシュの参加。ピアノレスで、サックスもベースもゆったりしていてなかなか渋い。スタンダード中心で、サウンドは少し地味かなと思う部分もありますが、渋いという事でいい感じ。レッド・ミッチェルも、間奏がベースのみという力量が問われる部分でも、いいソロをしています。 ヴォーカルの場面ではベースのみが支えているところも多く、さすがミッチェル、という感じです。ただ録音上、低音が少しブーミーな感じで入っているのがちょっと気になります(再生装置にもよるけど、当時の録音の関係か?)。それでも根本を支えているのはベース。サックスの演奏の部分も少なくなく、何だかのんびりと聴いていたいような、ゆったり感漂う内容。確かに3人対等な立場で録音しているのは、聴いていて気持ちがいいです。

2018/07/17

With Malice Toward None/Karin Krog & Nils Lindberg

Karinwithmali
カーリン・クローグの過去盤聴きの7日目。もうすでに間にコメントが直っているアルバムもあって、ちょっと飛び飛びに聴いているのですが。それでも1枚ごとに趣向を凝らしているのが実験的でもありますね。今回は何とパイプ・オルガンとのデュオですし。ECMなどでは、すでにパイプ・オルガンでのインプロヴィゼーションをキース・ジャレットが録音を残してますけど、ジャズ・ヴォーカルとの組み合わせは、この’80年当時でも珍しかったかと思います。元々の文章には(20年以上前の文章ですけど)、ちょっと退屈、とか書いてありましたが、今聴き直すと、これはこれでけっこうイケるんじゃないかと思います。地味ですけどね。


With Malice Toward None/Karin Krog(Vo) & Nils Lindberg(Org)(Century) - Recorded February 12-13, 1980. - 1. Sometimes I Feel A Motherless Child 2. John Coltrane's A Love Supreme 3. Going Home 4. Just A Closer Walk With Thee 5. As you Are 6. With Malice Toward None 7. God Bless The Child 8. I Ensomme Stunde 9. Song From Djura 10. Come Sunday 11. Gud Som Haver Barden Kar

オルガンとのデュオ、といってもハモンドオルガンではなくて、パイプオルガンです。かなりの異色作。2曲目でなんと「至上の愛」まで歌っています。この2曲目はかなりアレンジが施されていて、一聴して、原曲が分かりにくいですけど。実に壮大で前例のあまりないデュオですが、全曲通して聴くと36分ほど。トラディショナルも2曲(1、4曲目)あり、賛美歌のイメージという感じも。ニルス・リンドバーグの作曲は5、9曲目。 それでも、しっかりとヴォーカルはジャズ的な歌い方プラスアルファという感じで、こういうデュオでもやってのけてしまう姿勢には脱帽。ただ、セールス的にはどうなのか。北欧らしく、メランコリックなサウンドになっているところもあって、そういうところはもしかしてかの地で受けるのかも。落ち着く感じはします。

2018/07/16

Hi-Fly/Karin Krog & Archie Shepp

Karinhifly
カーリン・クローグの過去盤聴き6日目。彼女のアルバムで最初に聴いたのは、デクスター・ゴードンとのアルバムでしたが、あちらはサックスが朗々と唄うのに対して、今日のアーチー・シェップとのアルバムは、音の洪水でせまってくるという、驚きのアルバムでした。しかもバラード系の曲が多いにも関わらず、です。全6曲のヴォーカル曲なのに収録時間が48分台というのも、楽器演奏の部分が長いためでしょうね。5曲目のタイトル曲は13分台もあり、その大部分がヴォーカルではない、いわゆる間奏(と言っていいのだろうか)の部分なので、もうサックスが押し寄せてくる感じではあります、他の楽器のソロもありますけれどもね。


Hi-Fly/Karin Krog(Vo) & Archie Shepp(Ts)(Polydor) - Recorded June 23, 1976. Charles Greenlee(Tb), Jon Balke(P), Arild Andersen(B), Beaver Harris(Ds), Cameron Brown(B added on 2) - 1. Sing Me Softly Of The Blues 2. Steam 3. Daydream 4. Solitude 5. Hi-Fly 6. Soul Eyes

アーチー・シェップとのアルバム。静かな曲でも、ヴォーカルに合わせてオブリガートをやたら吹きまくり、音数も多いのですが、それでいてヴォーカルを邪魔せず、かえって盛り上げてしまうサックス。さすがシェップ。このあたりのバランスは絶妙です。1曲目のみカーラ・ブレイ作曲、カーリン・クローグ作詞で、2曲目はシェップの作曲。他は ジャズメン・オリジナル。1曲目を聴くと、バラードなのにサックスの音数の多さにはビックリしますが、クローグのヴォーカルも、ある程度冒険的な選曲を選んだということで、相変わらずチャレンジングな姿勢。曲のみの演奏の長い曲も目立ちます。けっこう味わいのある曲が並んでいるけど、結局個性と個性のぶつかり合いという感じ。4曲目はデュオのみでの演奏。5曲目は4ビートの曲。

2018/07/15

You Must Believe In Spring Songs By Michel Legrand/Karin Krog

Karinyoumust
カーリン・クローグの過去盤聴き5日目。他のヴォーカリストのアルバムと違って、アレンジが1枚頃に違うので面白いです。それも極端に違う感じ。今回は、曲によっては大胆なロック・イディオム(ファンク?)を導入してのアルバムになりますけど、普通のアレンジの曲との落差がなかなかスゴいことになっています。彼女のアルバムは比較的後から出てきたものが多いので、アルバムコメントの手直しも飛び飛びになっていますが、それでも個性あるアルバムがズラリ。今では売れるかどうかわからないものもあるし、まあ、それだけ実験的だったんだろう、と思わせるものが多いなあ、と特に今日のアルバムを聴いて思いました。


You Must Believe In Spring Songs By Michel Legrand/Karin Krog(Vo)(Seven Seas) - Recorded May 20-22, 1974. Palle Mikkelborg(Tp, Arr, Dir), Per Carsten(As, Fl), Bent Larsen(Fl, Afl, Bfl), Bies Peters(Oboe), Ole Koch-Hansen(P), Philip Catherine(G), Niels Henning Orsted Pedersen(B), Alex Riel(Ds), Kasper Vinding(Per), Lubov Rubinstein(Harp), Per Walther(Vln), Hans Hielsen(Vln), Finn Ziegler(Viola), Erling Christensen(Cello) - 1. You Must Believe In Spring 2. Ask Yourself Why 3. I'll Wait For You 4. Watch What Happens 5. Once Upon A Summertime 6. What Are you Doing The Rest Of Your Life?

邦題「ミッシェル・ルグランを歌う」。ルグラン曲集で、アレンジがマイルス・デイヴィスの「オーラ」で有名なパレ・ミッケルボルグ。2曲目のようにロック・イディオムを大胆に導入して、当時としては斬新だったのですが、今ではサウンドが古い感じも。ニールス・ペデルセンに曲によってエレキ・ベースを弾かせるのは、ちょっと...。スリリングではあるのですけど。それでも今聴くと、1曲目のビル・エヴァンスの演奏でもおなじみの曲は、割とオーソドックスで親しみと味のあるアレンジです。ちょっと崩して歌うロック的な感じがまた面白い、マイルス・バンドのような3曲目、哀愁のあるバラードにでも途中からロック的になる4曲目、前間奏部、実験的アレンジと感じられる5曲目、しっとりしたバラードでドラマチックに幕を閉じる6曲目。

2018/07/13

Gershwin With Karin Krog

Karingershwin
カーリン・クローグの過去盤聴きのちょっと間を置いて4日目。特集モノのアルバムが飛び飛びですがありまして、これはジョージ・ガーシュイン集。北欧の録音とは言っても、まだ’70年代前半の古い時期だけに、ドラマーのヨン・クリステンセンも割とオーソドックスな叩き方をするし、普通にジャズしている時期だったんですね。まあ、でもメンバーはなかなかいいですし、カーリンのヴォーカルはやはり印象が強いので、これ、ブラインドでも分かるんじゃないかな、というくらい。こういう感じもあるかと思うようなガーシュイン集ではありました。個人的にはもう少し時代を下がりたいですけど、彼女の場合、初期のころからけっこう好みです。


Gershwin With Karin Krog(Vo)(Philips) - Recorded December 19, 1973 and June 19, 1974. Bjarne Nerem(Ts), Egil Kapstad(P), Alild Andersen(B), Jon Christensen(Ds) - 1. Who Cares? 2. How Long Has This Been Going On? 3. That Certain Feeling 4. My Man's Going Now 5. Nice Work If You Can Get It 6. Embraceable You 7. They All Laughed 8. There's A Boat That's Leaving Soon For New York 9. Our Love Is Here To Watch Over Me 10. Someone To Watch 11. Summertime 12. I Loves You Porgy

全曲ガーシュイン曲集。10曲目以降はCD化の際に収録。ノルウェーのオスロでの録音で、北欧のミュージシャンで固めています。アリルド・アンデルセンとヨン・クリステンセンがリズム・セクションにいます。全体のサウンドは、サックスを含めジャズ度は高いけど、けっこう普通。北欧だからという感じはない。曲などの素材はいいのですが、カーリン・クローグにはどうしても「何か」を期待してしまいます。それでも気だるい感じの歌は味わいがあるし、ジャズ度がかなり高めのこういうガーシュイン集もいいかなあ、と思います。1曲目もヴォーカルから入って、途中からアップテンポの4ビートで、長めの間奏と絡みつくようなヴォーカル。バラードもあるけれど、けっこうクセの強いヴォーカルは例えば4曲目とかインパクトが大きいです。

«Open Land/Meeting John Abercrombie(DVD)

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

Amazon検索

HMV検索

  • HMV検索
    検索する
2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

メールアドレス

友人が運営しているサイト