ECM1751-1801番

2018年11月12日 (月)

Always Let Me Go/Keith Jarrett(P), Gary Peacock(B), Jack DeJohnette(Ds)(ECM 1800/01)

1800

Always Let Me Go/Keith Jarrett(P), Gary Peacock(B), Jack DeJohnette(Ds)(ECM 1800/01) - Recorded April 2001. - 1. Hearts In Space 2. The River 3. Tributaries 4. Paradox 5. Waves 6. Facing East 7. Tsunami 8. Relay

東京でのライヴで、素晴らしい即興演奏集の2枚組。フリーから静かな牧歌的風景をたどってオーソドックスでゴキゲンな4ビートへ展開していく32分台の1曲目、きれいなメロディでしっとりくるバラードの、ソロピアノの2曲目、静かな場面からマイナーキー主体のワンコードで淡々と盛り上がっていき、ドラムソロもある3曲目、ちょっとシャープでノリの良いゴキゲンなサウンドの4曲目、静かな落ち着いたやり取りではじまり、盛り上がっていく中でフリーになったりジャジーになったり、ドラマチックで一本緊張感もある34分台の5曲目、3人のインプロヴィゼーションで小気味良いリズムとともに進んでいく6曲目、タイトル通り豪快でやや激しいフリー、その後の静寂の7曲目、自由でスピーディー、暖かみのあるサウンドの8曲目。(02年10月9日発売)

2018年11月11日 (日)

In Due Tempi/Cikada String Quartet(ECM New Series 1799)

1799

In Due Tempi/Cikada String Quartet(ECM New Series 1799)(輸入盤) - Recorded August 2001. Cikada String Quartet: Jenrik Hannisdal(Vln), Odd Hannisdal(Vln), Marek Konstantynowicz(Viola), Morten Hannisdal(Cello) - 1. Kalija Saariaho: Nymphea 2-5. John Cage: String Quartet In Four Parts 6-7. Bruno Madnerna: Quartetto Per Archi In Due Tempi

(05/08/04)Kalija Saariahoはフィンランドの、John Cageはアメリカの、Bruno Madnernaはイタリアの20世紀現代音楽家。ここではいかにも現代音楽という感じの演奏を繰り広げています。1曲目はやはりけっこう前衛的なアンサンブルで蒼系統のサウンド。2-5曲目はジョン・ケージ作なので覚悟していたら、あまり過激でもなく、ほのぼのとした場面もありました。6-7曲目のタイトル曲はややおっとりしていながらも現代音楽の香りが濃厚。

2018年11月10日 (土)

Morton Feldman/The Viola In My Life(ECM New Series 1798)

1798

Morton Feldman/The Viola In My Life(ECM New Series 1798)(輸入盤) - Recorded August 2001. Marek Konstantynowicz(Viola), Chikada Ensemble(on 1-3): Kersti Wallden(Fl), Terje Lerstad(Cl), Bjorn Rabben(Per), Kenneth Karlsson(P, Celesta), Odd Hannisdal(Vln), Morten Hannisdal(Cello), Norwegian Radio Orchestra(on 4): Christian Eggen(Cond) - 1. The Viola In My Life 1 2. The Viola In My Life 2 3. The Viola In My Life 3 4. The Viola In My Life 4

(08/06/15)Morton Feldmanは20世紀アメリカ合衆国の作曲家。1-3曲目は比較的少数編成のアンサンブル、4曲目がオーケストラがバック。現代音楽らしく、静かながらもとっつきにくいヴィオラのメロディが流れていて、その背後にはパーカッションその他の楽器がインプロヴィゼーション的あるいは非イディオム的にまとわり着いているような曲調。4曲目は大編成になるのだけれども、基本的なサウンドは全体を通して同じイメージ。

2018年11月 9日 (金)

Sangam/Trygve Seim(Ts, Ss)(ECM 1797)

1797

Sangam/Trygve Seim(Ts, Ss)(ECM 1797)(輸入盤) - Recorded October 2002 and March 2004. Havard Lund(Cl, Bcl), Nils Jansen(Bass S, Contrabass Cl), Arve Henriksen(Tp), Tone Reichelt(French Horn), Lars Andreas Haug(Tuba), Frode Haltli(Accordion), Morten Hannisdal(Cello), Per Oddvar Johansen(Ds), Oyvind Braekke(Tb), Helge Sunde(Tb), String Ensemble, Christian Eggen(Cond), Arve Furset(Rhythm Prog) - 1. Sangam 2. Dansante 3. Beginning And Ending 4-7. Himmelrand I Tidevand 8. Trio 9. Prayer

(04/11/14)全曲Trygve Seimの作曲、やや大きめの編成で、4-7曲目の組曲はそれにストリング・セクションとトロンボーン、指揮者がつきます。ビッグ・バンド・ジャズというよりはクラシックの金管・木管のオーケストレーションを聴いているような雰囲気の曲が多いです。1曲目は静かにはじまり、まさにクラシック(現代音楽)との境を漂っているような感じ。12分台の2曲目はビートがやや出てきて、抑制気味ながらも立体的な動きのあるドラマチックなサウンドに。厳かでリズムのプログラミングが融合して自然に響く3曲目、やはり静かめのクラシックのオーケストラといった響きの大作の4-7曲目の組曲、ドラムスとホーン2本でスペイシーで静かに進んでいく8曲目、そのサウンドは、まさに「祈る人」のように感じる9曲目。

2018年11月 8日 (木)

Invisible Nature/John Surman(Ss, Ts, Bcl, Synth) & Jack DeJohnette(Ds, Per, P)(ECM 1796)

1796

Invisible Nature/John Surman(Ss, Ts, Bcl, Synth) & Jack DeJohnette(Ds, Per, P)(ECM 1796) - Recorded November 2000. - 1. Mysterium 2. Rising Tide 3. Outback Spirits 4. Underground Movement 5. Ganges Grooves 6. Fair Trade 7. Song For World Forgiveness

デュオでのライヴ録音。最後の曲のみジャック・ディジョネットの曲で、残りは2人の共作となっています。1曲目は淡々と進んでいく哀愁の漂う15分台の曲ですが、サックスとドラムスのデュオだけでなく、シンセサイザーやシンセ・ベースの音なども重ね合わされています。そして、けっこうハードで縦横無尽に2人で飛びまわっている2曲目、ドラムスも歌って2人でメロディを奏でていくような3曲目、デュオながらタイト(?)にタテノリを基調として進んでいく4曲目、エレクトリック・パーカッションがエキゾチックな響きを持つ5曲目、バリトンサックスとドラムスが爆発している6曲目、ディジョネットのピアノとバスクラリネットのデュオが美しい7曲目。その場のインプロヴィゼーションの曲もあれば、練られた曲もあるような感じ。(02年3月21日発売)

2018年11月 7日 (水)

Orient & Occident/Arvo Part(ECM New Series 1795)

1795

Orient & Occident/Arvo Part(ECM New Series 1795) - Recorded May 28-June 1, 2001. Swedish Radio Symphony Orchestra, Swedish Radio Choir, Tonu Kalijuste(Cond) - 1. Wallfahtslied/Pilgrim's Song 2. Orient & Occident 3-8. Como Cierva Sedienta

邦題「オリエント&オクシデント」。オーケストラの曲や、合唱団とオーケストラの曲が合計3曲。1曲目は荘厳な雰囲気もある「巡礼の歌」。2曲目のタイトル曲は、民族音楽的な部分ではなくて、音楽の思想的な部分で東西の巡り合わせが見られるような曲想で、やはり重く蒼い雰囲気。3曲目「水を求める鹿のように」は、やはり荘厳路線の哀愁も漂わせる雰囲気。 難解さはそれほどないですが、宗教色はここでもけっこう強めです。(02年11月6日発売)

2018年11月 6日 (火)

Looking On Darkness/Frode Haltli(Accordion)(ECM New Series 1794)

1794

Looking On Darkness/Frode Haltli(Accordion)(ECM New Series 1794)(輸入盤) - Recorded August 2001. Vertavo String Quartet - Oyvor Volle(Vln), Berit Cardas(Vln), Henninge Landaas(Viola), Bjorg Vaernes(Cello) - 1. Looking On Darkness/Bent Sorensen 2. Bombastic SonoSofisms/PerMagnus Lindborg 3. Gagaku Variations/Maja Solveig Kjelstrup Ratkje 4. Jeux D'anches/Magnus Lindberg 5. Lament/Asbjorn Schaathun

(03/02/23)アコーディオン奏者のFrode HaltliはこのCDの録音当時でまだ20代後半。難解な現代音楽をアコーディオンで弾きこなしているという印象です。タイトル曲の1曲目も、とっつきにくそうな複雑なサウンドを持っていて、ソロでの演奏。他の曲もかなり難しそうで、しかも内省的。かなりな表現力だとは思います。3曲目のみストリング・クァルテットが加わりますが、23分台の日本の雅楽をヒントにした、やはり現代音楽的な演奏。

2018年11月 5日 (月)

Robert Schumann/Zehetmair Quartett(ECM New Series 1793)

1793

Robert Schumann/Zehetmair Quartett(ECM New Series 1793) - Recorded August 2001. Zehetmair Quartett: Thomaz Zehetmair(Vln), Matthias Metzger(Vln), Ruth Killius'Viola), Francoise Groben(Cello) - 1-4. Streiquartett Nr. 1 In A-moll Op. 41-1 5-8. Streiquartett Nr. 3 In A-dur Op. 41-3

邦題「シューマン:弦楽四重奏曲第1番・第3番」。19世紀作曲家のシューマンの作品の中では、地味だと言われる弦楽四重奏曲にスポットを当てたアルバム。ここの演奏は情熱的で解釈が斬新なのだそうですが、そういう点はよく分かりません。なるほど「第1番」の4楽章や「第3番」の2楽章の盛り上がる部分などが、そういう雰囲気か?温度感はやや高めな気も。ドラマチックに展開していく風景が心地良く感じられます。(03年3月26日発売)

2018年11月 4日 (日)

Le Pas Du Chat Noir/Anouar Brahem(Oud)(ECM 1792)

1792

Le Pas Du Chat Noir/Anouar Brahem(Oud)(ECM 1792) - Recorded July 2002. Francois Couturier(P), Jean-Louis Matinier(Accordion) - 1. Le Pas Du Chat Noir 2. De Tout Ton Coeur 3. Leila Au Pays Du Carrousel 4. Pique-Nique A Nagpur 5. C'est Ailleurs 6. Toi Qui Sait 7. L'arbre Qui Voit 8. Un Point Bleu 9. Les Ailes Du Bourak 10. Rue Du Depart 11. Leila Au Pays Du Carrousel, Var. 12. Deja La Nuit

邦題「黒猫の歩み」。全曲アヌアル・ブラヒムの作曲。チュニジアのウード(ギターに似たような楽器)の、どことなくアラビックでエキゾチックな香りのサウンドと、ピアノとアコーディオンの哀愁漂うフレンチ音楽のエッセンスが融合して、不思議なせつないサウンドが形成されています。長調の曲もありますが、大半は短調で哀愁の影を落としているような曲。ジャズのフレーズが出てくるわけでもなく、スピーディーな曲があるわけでもなく、3人は淡々と自分たちの世界を奏でていて、それが心にせまって来る感じ。比較的安心して聴けます。曲によってはデュオだったりソロの演奏だったりします。いわゆるジャズからは遠ざかりますが、これはこれで個性的。少々聴く人を選ぶかも しれませんが、雰囲気的にはいいかも。(02年10月23日発売)

2018年11月 3日 (土)

Unam Ceylum/Heinrich Ignaz Franz Biber(ECM New Series 1791)

1791

Unam Ceylum/Heinrich Ignaz Franz Biber(ECM New Series 1791)(輸入盤) - Recorded May 2001. John Holloway(Vln), Aloysia Assenbaum(Org), Lars Ulrik Mortensen(Harpsichord) - 1. Sonata 3 F Major 2. Sonata 4 D Major 3. Sonata No.81 A Major 4. Sonata 6 C Minor 5. Sonata 7 G Major 6. Sonata No.84 E Major

(03/02/23)17世紀のヴァイオリニストHeinrich Ignaz Franz Biberの作品。3曲目と6曲目は当時発表されなかったものらしいです。当時のバロック音楽というのか、メジャーの曲は柔らかでほのぼのとした、そして唯一マイナーな4曲目は哀愁が漂っている(とはいうもののメジャーな部分もありますが)、親しみやすいメロディの中に時々ドラマがある曲が多いです。オーソドックスで聴きやすいアルバム かもしれません。

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