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2017年10月

2017年10月31日 (火)

Passio/Arvo Part(ECM New Series 1370)

1370

Passio/Arvo Part(ECM New Series 1370) - Recorded March 1988. The Hilliard Ensemble: Michael George(Bass), John Potter(Tenor), Lynne Dawson(Soprano), David James(Countertenor), Rogers Covey-Crump(Tenor), Gordon Jones(Baritone), Elizabeth Layton(Vln), Melinda Maxwell(Oboe), Elisabeth Wilson(Cello), Catherine Duckett(Basson), Christopher Bowers-Broadbent(Org), The Western Wind Chamber Choir, Poul Hillier(Cond) - 1. Passio Domini Nostri Jesu Christ Secundum Joannem

(02/08/03)邦題「ヨハネ受難曲」。70分台の大曲です。アルヴォ・ペルトは現代作曲家ですが、ここではもっと以前の音楽を聴いているような不思議な雰囲気になります。宗教的な題材だからなのか、沈んだ荘厳な雰囲気が全体を支配していて、派手になることなく、時間の流れに沿ってその雰囲気のまま進んでいく感じがあります。もちろん歌詞の方は聖書からとられているようなので、その意味は けっこう重いと思いますが。

2017年10月30日 (月)

Der Mann In Fehrstuhl/The Man In The Elevator/Heiner Goebbels(P, Synth, Prog)(ECM 1369)

1369

Der Mann In Fehrstuhl/The Man In The Elevator/Heiner Goebbels(P, Synth, Prog)(ECM 1369)(輸入盤) - Recorded March 1988. Arto Lindsay(Vo, G), Ernst Stotzner(Vo), Don Cherry(Vo, Tp, Doussn'Gouni), Fred Frith(G, B), Charles Hayward(Ds, Metal), George Lewis(Tb), Ned Rothenberg(Sax, Bcl), Heiner Muller(The Author) - 1. In Einem Alten Fahrstuhl/In An Old Elevator 2. Es Geht Um Einen Auftrag/It Concerns A Task 3. Funf Minuten Vor Der Zeit/Five Minutes Too Early 4. Drei Stufen Auf Einmal/Three Steps At A Time 5. No Taboleiro De Baiana 6. Ein Schneller Blick Auf Die Uhr/Quick Glance At My Watch 7. Allein Im Fahrstuhl/Alone In The Elevator 8. Wilde Spekulationen/Wild Speculations 9. Der Chef/The Boss 1-. Sein Selbstmord/His Suicide 11. Fita Nos Meus Olhos 12. Ich Verlasse Den Fahrstuhl/I Step From The Elevator 13. Ohne Auftrag/Without Any Task 14. Mitleid In Peru/Compassion In Peru 15. Trockener Schlamm Mit Fahrspuren/Caked Mud With Vehicle Tracks 16. Heimweh Nach Dem Fahrstuhl/Homesick For The Elevator 17. Kalter Schweiss/Cold Sweat 18. Etwas Wie Heiterkeit/Something Like Serenity 19. Diese Frau Ist Die Frau Eines Mannes/This Woman Is The Wife Of A Man 20. Auf Einem Grasuberwachsenen Bahndamm/On A Railway Embankment 21. Worin Besteht Mein Verbrechen/What Is My Crime

(03/09/02)Heiner Mullerの詞(詩?)に、基本的にはHeiner Goebbelsが曲をつけたもの。ジャズやアヴァンギャルドの世界では有名なミュージシャンが多く参加しています。出だしに詞の朗読の場面もありますが、ヴォーカルのあるロック風の演奏の場面が多くあって、そのサウンドはアヴァンギャルドな部分はあっても、親しみやすい方だと思います。42分の中に21曲が詰め込まれていて、しかも連続しているので、ロックの叙事詩を聴いているような雰囲気。いきなりビートが効いてノリノリになったかと思えば思索的な、あるいは先鋭的なサウンドになってみたりと、その表現は多彩。たまにジャズ的なフレーズが出てきますが、特にジャンルを限定せずに音楽 や歌を楽しむ(?)、というのが正しい聴き方かもしれません。

2017年10月29日 (日)

Proensa/Paul Hillier(Voice)(ECM New Series 1368)

1368

Proensa/Paul Hillier(Voice)(ECM New Series 1368)(輸入盤) - Recorded February 1988. - Stephen Stubbs(Lute & Psaltery), Andrew Lawrence-King(Harp & Psaltery), Erin Headley(Vielle) - 1. Farai Un Vers 2. Reis Glorios 3. Aissi Cum Es Genser Pascors 4. L'autrier Una Sebissa 5. Be M'am Perdut 6. Can Vei La Lauzeta 7. Pos Tornatz Sui 8. Be.m Degra De Chantar

(03/11/18)南フランスのドルバドゥール歌曲、いわゆる11-13世紀頃の中世騎士世俗歌曲というものらしいです。現代に正確に再現できるものではないらしいけれども、ヴォイスや歌、そして古楽器を使って、当時の雰囲気を出しています。素朴な楽器の響き、そして素朴ではあるけれども、その憂いを帯びた力強い歌を聴くことができます。どちらかと言うと歌が主で、楽器は控えめな伴奏、または合いの手を入れる感じです。

2017年10月28日 (土)

Aero/Masqualero(ECM 1367)

1367

Aero/Masqualero(ECM 1367)(輸入盤) - Recorded November, 1987. Arild Andersen(B), Jon Christensen(Ds), Tore Brunborg(Ts, Ss), Nils Petter Molvaer(Tp), Frode Alnaes(G) - 1. Aero 2. Science 3. Venise 4. Printer 5. Balet 6. Return 7. Bee Gee

(03/08/14)Arild Andersenの曲が4曲とTore Brunborgの曲が3曲。比較的オーソドックスなクインテットの編成なのに出てくる音はECMサウンド。曲によってはけっこう過激にジャズしていますが。いきなり冷めていて浮遊感が漂っているタイトル曲の1曲目で、なるほど、と納得する演奏。やや激しい部分もあって、彼らにしてはジャジーな演奏の2曲目、ベースのソロではじまって、寒色系かなと思える絡み合うアンサンブルやソロが展開する3曲目、ちょっとハードなユニゾン中心のテーマをもち、ジャズが展開していく4曲目、持続音の上をパーカッションが淡々と続き、後半は曲らしい展開を見せる5曲目、ギターがハードながらメロディアスに聴かせてくれる心地良い6曲目、淡い感触でしっとりとしたメロディが紡ぎ出される7曲目。

2017年10月27日 (金)

Private City/John Surman(Bcl, Recorders, Ss, Bs, Synth)(ECM 1366)

1366

Private City/John Surman(Bcl, Recorders, Ss, Bs, Synth)(ECM 1366) - Recorded December 1987. - 1. Portrait Of A Romantic 2. On Hubbard's Hill 3. Not Love Perhaps 4. Levitation 5. Undernote 6. The Wanderer 7. Roundelay 8. The Wizard's Song

多重録音のソロ作品。1曲目と3曲目はバレエのために書かれた曲。ジャズ色はないですが、ECMらしい思索的な、深く、静かな曲も多いです。薄暮の憂いの中からバス・クラリネットのメロディが浮かび上がってくる、ヨーロッパ的哀愁を感じる1曲目、リコーダーで異国情緒を感じさせるようなサウンドの2曲目、やはり青系統のサウンドイメージのあるたゆたうような3曲目、バスクラリネットの多重録音が幻想的な4曲目、ソプラノサックス1本でスペイシーな世界の5曲目、ゆったりしていてクラシック的なアンサンブルもある哀愁路線の6曲目、ちょっと浮遊感をもたらしながらアンサンブルが心地良い7曲目、ミニマル的なアルペジオをバックに、高めの音域を中心にバリトン・サックスがメロディを奏でていく、盛り上がりのある8曲目。

2017年10月26日 (木)

The Paul Bley Quartet(P)/John Surman(Ss, Bcl), Bill Frisell(G), Paul Motian(Ds)(ECM 1365)

1365

The Paul Bley Quartet(P)/John Surman(Ss, Bcl), Bill Frisell(G), Paul Motian(Ds)(ECM 1365) - Recorded November 1987. - 1. Interplay 2. Heat 3. After Dark 4. One In Four 5. Triste

同じメンバーでの第2作目。やっぱりこのメンバーならではの音。5曲中、ポール・ブレイ作は1、5曲目。前作に続き、静謐な、しかもものすごい緊張感の中での緊密なインタープレイが展開されます。時にハード。1曲目は何と20分もの曲で、確かにタイトル通り「インタープレイ」となっていますが、フリー的に、しかも均整のとれたサウンドでバランス良くドラマチックに展開していくさまは見事。立ち止まりそうになることもありながらその冷たい構成美。ジョン・サーマン作の、リズムのある程度ある中を時にメロディが舞い飛んでいる2曲目、ビル・フリゼール作の、ハードなギターと静謐さをブレンドして各楽器に展開していく3曲目、ポール・モチアン作の各パートが内面をえぐっていくような4曲目、美しいソロピアノで語りかける5曲目。

2017年10月25日 (水)

De La Nuit ... Le Jour/Tamia(Voice)/Pierre Favre(Per)(ECM New Seires 1364)

1364

De La Nuit ... Le Jour/Tamia(Voice)/Pierre Favre(Per)(ECM New Seires 1364)(輸入盤) - Recorded October 1987. - 1. Ballade 2. Wood Song 3. Maroua 4. De La Nuit ... Le Jour 5. Mit Sang Und Klang 6. Yemanja

(03/11/18)2人のどちらかのオリジナルまたは共作。ボーダーレスではありますが、New SeriesよりもECMでいいくらいの内容。パーカッションやメロディ楽器(キーボード?)の上を漂っていく、時にエキゾチックな、時に心に入り込み、時に突き刺さるヴォイスの構図。不思議な世界観。哀愁を誘うメロディの部分もあります。パーカッションも激しい部分は少ないけれど、個性的なサウンド。タイトル曲の4曲目はけっこう幽玄の世界。

2017年10月24日 (火)

Johann Sebastian Bach/Das Wohltemperierte Klavier, Buch 1/Keith Jarrett(P)(ECM New Series 1362/63)

1362

Johann Sebastian Bach/Das Wohltemperierte Klavier, Buch 1/Keith Jarrett(P)(ECM New Series 1362/63) - Recorded February 1987. - Praludien Und Fugen 1-12 BWV 846-857: 1-2. C-Dur 3-4. C-Moll 5-6. Cis-Dur 7-8. Cis-Moll 9-10. D-Dur 11-12. D-Moll 13-14. Es-Dur 15-16. Es/Dis-Moll 17-18. E-Dur 19-20. E-Moll 21-22. F-Dur 23-24. F-Moll Praludien Und Fugen 13-24 BWV 858-869: 25-26. Fis-Dur 27-28. Fis-Moll 29-30. G-Dur 31-32. G-Moll 33-34. As-Dur 35-36. Gis-Moll 37-38. A-Dur 39-40. A-Moll 41-42. B-Dur 43-44. B-Moll 45-46. H-Dur 47-48. H-Moll

邦題「J.S.バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第1巻」。バッハは18世紀ドイツの有名な作曲家。ここではジャズのクラシック化でなくて、純粋にクラシックとしての演奏をしています。クラシック /バロックは私自身の評価軸がないためコメントがうまくできないのですが、聴いていて心が安らぎます。元々完成度のけっこう高い楽曲なので、人気が高いのもうなずけます。 不思議なのは楽譜どおりに弾いているのに、キースの音楽にも聴けること。

2017年10月23日 (月)

Still Live/Keith Jarrett(P)(ECM 1360/61)

1360

Still Live/Keith Jarrett(P)(ECM 1360/61) - Recorded July 13 1986. Gary Peacock(B), Jack DeJohnette(Ds) - 1. My Funny Valentine 2. Autumn Leaves 3. When I Fall In Love 4. The Song Is You 5. Come Rain Or Come Shine 6. Late Lament 7. You And The Night And the Music, Extention 8. Intro, Someday My Prince Will Come 9. Billie's Bounce 10. I Remember Clifford

邦題「枯葉」。CD2枚組。だんだん曲のヴァリエーションも増えてきて、好みのスタンダードも多くなってきたので、特にこのアルバムは何度も聴いた一枚。1曲目は自然発生的なアルペジオから盛りあがってなだらかに引いていきます。これでもか、という感じの流麗かつ強引な、タイトル曲の2曲目、穏やかにしっとりと歌い上げる3曲目、16分もテンションが持続する4曲目、比較的オーソドックスなサウンドの5曲目、メロディアスに優しく語りかけてくる6曲目、前半はアップテンポのスタンダード、そして後半一転してオリジナルになる7曲目、厳かな オリジナルのイントロからおなじみの曲にスッと入って盛りあがる8曲目、これまたゴキゲンなジャズの9曲目。10曲目は静かな3分半ほどのバラードで幕を閉じます。(01年3月28日発売)

2017年10月22日 (日)

Nafas/Rabih Abou-Khalil(Oud)(ECM 1359)

1359

Nafas/Rabih Abou-Khalil(Oud)(ECM 1359)(輸入盤) - Recorded February 1988. Selim Kusur(Nay, Voice), Glen Velez(Frame Ds), Setrak Sarkissian(Darabukka) - 1. Awakening 2. Window 3. Gaval Dance 4. The Return 1 5. The Return 2 6. Incantation 7. Waiting 8. Amal Hayati 9. Nafas 10. Nandi

(03/07/23)レバノン人のウード奏者による演奏。やはり中近東的な純民俗音楽。彼の曲は半分ほどで、他のメンバーによる曲もあります。1曲目はパーカッションのみによる小品ですが、同じフレーズが続いてリズミカル。2曲目は4人の連名の曲なので民俗音楽のフリー・インプロヴィゼーションといったところですが、曲としてまとまりがあります。パーカッションのみで繰り広げられる3曲目、エキゾチックな哀愁が目の前に広がっていく組曲になっている4-5曲目、やや激しい民族的なビートにのって時々味のあるメロディが舞う6曲目、じっくりと地に足をつけたようなビートとメロディの7曲目、やはりエキゾチックで起伏のある展開をする8曲目、タイトル曲ながら小品の9曲目、そして再びパーカッションのみで締めくくる10曲目。

2017年10月21日 (土)

Twilight Fields/Stephan Micus(Shakuhachi, Flowerpots, Per, etc)(ECM 1358

1358

Twilight Fields/Stephan Micus(Shakuhachi, Flowerpots, Per, etc)(ECM 1358)(輸入盤) - Recorded November 1987. - 1. Part 1 2. Part 2 3. Part 3 4. Part 4 5. Part 5

(02/02/09)ステファン・ミカスの一人多重録音。「フラワー・ポット」は植木鉢で、写真を見ると大小たくさんの植木鉢を音階が出るように並べていて、それを叩いて心地良いハーモニーを演出しています。その他の楽器でHammered Dulcimers, Bavarian Zither, Nayというものが出てきますが、どんなものか少々不明。どれかは管楽器ですが...。ただ、基本はその植木鉢で、曲によって使用個数や出てくる音階が違うようなので、並べ替えて使用してるのかも。そしておなじみ尺八は、1曲目のように西洋の音階だったり、2、5曲目のように日本的な旋律が流れてきたりと、その表情はさまざまです。特に2曲目は全体が日本的なので面白い?。3曲目は植木鉢だけでの演奏で、56個も使用。5曲目はスペイシーな15分台の曲。

2017年10月20日 (金)

Acceleration/Hans Koch(Cl, Bck, Ts, Ss), Martin Schutz(B, Cello), Marco Kappeli(Ds, etc)(ECM 1357)

1357

Acceleration/Hans Koch(Cl, Bck, Ts, Ss), Martin Schutz(B, Cello), Marco Kappeli(Ds, etc)(ECM 1357)(輸入盤) - Recorded June 1987. - 1. Shy Csardas 2. Im Delirium 3. Midori 4. Loisaida 5. Glas(s)no(s)t 6. Tatzelwurm 7. Nitrams Rock 8. Acceleration Controlee 9. GG-U-GG-U-RR-U-GG

全曲Hans Kochの作曲。ジャズよりも、フリー・インプロヴィゼーションに近い香り。書かれた譜面による演奏もあるような気も。クラシック的な蒼さを持つチェロの出だしにはじまり、クラリネットがゆったりと絡んでいく1曲目、ドラムスもラテンやワルツ的に活躍する、躍動的な感じもする2曲目、深遠の底から音が浮かび上がって時に盛り上がってくる3曲目、クラリネットのみの月夜が隠れたような小品の4曲目、無機的と思ったら有機的でミニマルな音の連なりに聴こえる5曲目、変則ビートに、メロディのみに、あるいはフリーになったり変幻自在の6曲目、ビートの上を飛び回るバスクラリネットの7曲目、サックスとドラムスが緩急自在に絡み合ったり4ビートになる変化球のような8曲目、目まぐるしいメカニカルな小品の9曲目。

2017年10月19日 (木)

Cracked Mirrors/Harry Pepl(G, G Synth, P)/Herbert Joos(Flh)/Jon Christensen(Ds)(ECM 1356)

1356

Cracked Mirrors/Harry Pepl(G, G Synth, P)/Herbert Joos(Flh)/Jon Christensen(Ds)(ECM 1356)(輸入盤) - Recorded February 1987. - 1. Wolkenbilder 1 2. Reflections In A Cracked Mirror 3. Schikaneder Delight 4. Die Alte Mar Und Das Mann 5. More Far Out Than East 6. Wolkenbilder 2 7. Purple Light 8. Tintelfisch Inki

全8曲中、6曲がHarry Peplの、2曲(1、6曲目)がHerbert Joosの作曲。フリー・インプロヴィゼーションぽい部分と牧歌的な部分とがあります。曲によってローランド・ミディ・ギター・システムがシンセのような広がりを出しています。 1、6曲目はシンセサイザーやエレキギターも使用して、幽玄かつフリー・ジャズ的な要素を持っている先鋭的な感じもする曲。6曲目の方がゆったり。細かいリフやリズムと大きく流れるシンセなどでやはりフリーっぽい感じの強い2曲目、優しいメロディがホーンで流れるバラードの小品の3曲目、ややスペイシーで自由度はけっこうある4曲目、テンポのかなり速いメカニカルなフリーの5曲目、ギターのギザギザした上を舞い飛んでいるメロディ(?)の7曲目、ピアノ中心でしっとり系のメロディの8曲目。

2017年10月18日 (水)

Yr/Steve Tibbetts(G, Kalimba, Synth)(ECM 1355)

1355

Yr/Steve Tibbetts(G, Kalimba, Synth)(ECM 1355)(輸入盤) - Released 1980. Marc Anderson(Ds, Per), Bob Hughes(B), Steve Cochrane(Per), Marcus Wise(Per), Time Weinhold(Per) - 1. Ur 2. Sphexes 3. Ten years 4. One Day 5. Three Primates 6. You And It 7. The Alien Lounge 8. Ten Yr Dance

(01/06/23)ロックノリ方面かなと思うギターと、曲によってエレキベースに、タブラ2人を入れた計4人のパーカッションがエキゾチックな雰囲気を作っています。展開はそのまま行くと思うと急に変わる曲も。盛り上がりを見せる8分の7拍子を中心とした1曲目、ギターやカリンバにパーカッション達が絡んでいく2曲目、おおらかなロック的なメロディやコード進行を合わせ持つエスニックな3曲目、爽やかなアコースティック・ギターの風が吹く4曲目、エスニック・ロックとも言うべき味わいを持つ大らかでドラマチックな5曲目、ギターが飛びまわるコード一発風しかも時々ゆったりタイプの6曲目、生ギターを生かしたアメリカンロック路線の7曲目、ネアカな8曲目と続きます。編成は内向的だけれどサウンドは外を向いています。

2017年10月17日 (火)

Ecotopia/Oregon(ECM 1354)

1354

Ecotopia/Oregon(ECM 1354) - Recorded March 15-17, 1987. Trilok Gurtu(Per), Paul McCandless(Oboe, English Horn, Ss, Synth), Glen Moore(B), Ralph Towner(G, P, Synth, Drum Machine) - 1. Twice Around The Sun 2. Innocente 3. Wbai 4. Zephyr 5. Ecotopia 6. Leather Cats 7. ReDial 8. Song Of The Morrow

(00/12/31)メンバーが、亡くなったコリン・ウォルコットからインド人のトリロク・グルトゥに交代。パーカッションの部分のサウンドが変化していますが、いわゆる自然指向(シンセなどは入っていますが)のようなサウンドは基本的には変わっていません。8曲中5曲はラルフ・タウナーのオリジナル。自然派のきれいなメロディの曲が多いのですが、3曲目の小品のようなフリー・インプロヴィゼーションもあったりします。1曲目は打ち込みのドラムもある10分台の曲。メロディアスで哀愁漂う2曲目。4曲目も地味ですが美しい。ややエキゾチックな5曲目も打ち込みのドラムか。彼ら流のジャズと言えなくもないややシリアスな6曲目、哀愁のあるメロディでリズミカルな7曲目。そしてシンセサイザーをバックにスペイシーな8曲目。

2017年10月16日 (月)

The Razor's Edge/Dave Holland(B) Quintet(ECM 1353)

1353

The Razor's Edge/Dave Holland(B) Quintet(ECM 1353) - Recorded February 1987. Steve Coleman(As), Kenny Wheeler(Tp, Flh, Cor), Robin Eubanks(Tb), Marvin "Smitty" Smith(Ds) - 1. Brother Ty 2. Vedana 3. The Razor's Edge 4. Blues For C.M. 5. Vortex 6. F Four Six 7. Wights Waits For Weights 8. Figit Time

デイヴ・ホランドのM-BASEとの交流が最高潮に達した演奏。ロビン・ユーバンクスの参加で、ホーンのアンサンブルが豊かになり、グループとしてのサウンドがまとまりと凄みを見せています。拍子については追いきれていませんけれど、オーソドックスなジャズのように聴ける曲もありますが、実は変拍子の曲が多いです。ダグ・ハモンド作の1曲目などがその最たるもの。アンサンブルの妙が聴ける2曲目。複雑な、ラテンぽい3曲目。オーソドックスな4拍子のブルース(ソロは個性的)の4曲目。個人的にはスティーヴ・コールマン作の5、7曲目が面白いと思います。静かな6曲目、急速調の曲でドラムソロが面白い8曲目と、個人的にはスティーヴ・コールマン参加のデイヴ・ホランド作品では一番好きなアルバム。

2017年10月15日 (日)

Guamba/Gary Peacock(B)(ECM 1352)

1352

Guamba/Gary Peacock(B)(ECM 1352)(輸入盤) - Recorded March 1987. Jan Garbarek(Ts, Ss), Palle Mikkelborg(Tp, Flh), Peter Erskine(Ds, Ds Computer) - 1. Guamba 2. Requiem 3. Calima 4. Thyme Time 5. Lila 6. Introducing 7. Gardenia

4曲目以外はゲイリー・ピーコックの作曲。ホーンの2人にヨーロッパの実力派 が参加、低い温度感です。テクニシャンでもあり、思索的でもあるゲイリー・ピーコックのベースは、限界がないような気も。1曲目のタイトル曲は内省的ながらも表現が豊かなベース・ソロの曲。ゆったりとしていて、ちょっとエキゾチックで浮遊感のあるホーンが印象的な2曲目、ベースではじまってしっとりとしたミュート・トランペットとゆっくり進むような3曲目、この曲のみピーター・アースキンとの合作で、4人でやや激しいフリー・インプロヴィゼーションの4曲目、冷たい情景があらわれては消えていき、中盤盛り上がってドラマチックで13分台もの5曲目、テンポの良いリズムの上を舞うようなホーンの6曲目、ゆっくりと語り合っているような風景の7曲目。

2017年10月14日 (土)

Second Sight/Marc Johnson's Bass Desires(B)(ECM 1351)

1351

Second Sight/Marc Johnson's Bass Desires(B)(ECM 1351) - Recorded March 4‐6, 1987. Bill Frisell(G), John Schfield(G), Peter Erskine(Ds) - 1. Crossing The Corpus Callosum 2. Small Hands 3. Sweet Soul 4. Twister 5. Thrill Seekers 6. Prayer Beads 7. 1951 8. Hymn For Her

このメンバーで何と2枚目が出ました。今回は全曲各メンバーのオリジナル。濃厚な曲から、ロックのビートを持った曲まで、スリリングな演奏が展開されています。 2人のギターの聴き比べがなんといっても面白い。ややマイナー系統でメロディも哀愁が漂っているんだけれども不思議感覚のサウンドもある1曲目、静かで幽玄なギターの響きが何とも言えないバラードの2曲目、スローで静かだけれども明るい雰囲気のある3曲目、珍しくECMでシンプルなロックンロールを演奏する4曲目、ハードなテーマやギターのフレーズを持って突き進んで行く5曲目、リーダーらしく割と快活なベース・ソロでの6曲目、さりげないメロディがけっこうアヴァンギャルドに聴こえる7曲目、スペイシーでゆったりとした曲でエンディングを迎える8曲目。

2017年10月13日 (金)

Lookout For Hope/The Bill Frisell Band(G)(ECM 1350)

1350

Lookout For Hope/The Bill Frisell Band(G)(ECM 1350) - Recorded March 1987. Hank Roberts(Cello), Kermit Driscoll(B), Joey Baron(Ds) - 1. Lookout For Hope 2. Little Brother Bobby 3. Hangdog 4. Remedios The Beauty 5. Lonesome 6. Melody For Jack 7. Hackensack 8. Little Bigger 9. The Animal Race 10. Alien Prints

個性的なメンバーが集まり、バンドのサウンド もまとまっています。エレキギターの新しい音とフォークギター、バンジョーやチェロ等が混ざり合って、多様性があります。セロニアス・モンクの曲が1曲 (7曲目)ありますが、負けず劣らず個性的なサウンド。暗めで哀愁と妖しさの同居する、ギターもちょっと激しくて印象深いタイトル曲の1曲目、ほのぼのとした、時に表情を変えるサーカス・ミュージックのような2曲目、エキゾチックなバンジョーとチェロの小品の3曲目、スローテンポのファンクでギターが幻想的に飛び回る4曲目、フォークギターでアメリカンな5曲目、浮遊感の高いフレーズの6曲目、チェロのソロからだんだん盛り上がっていく8曲目、アヴァンギャルドでフリーな小品の9曲目、ゆったりとしつつ自由に飛翔している10曲目。

2017年10月12日 (木)

Making Music/Zakir Hussain(Tabla, Per, Voice)/Hariprasad Chaurasia(Fl)/John McLaughlin(G)/Jan Garbarek(Ts, Ss)(ECM 1349)

1349

Making Music/Zakir Hussain(Tabla, Per, Voice)/Hariprasad Chaurasia(Fl)/John McLaughlin(G)/Jan Garbarek(Ts, Ss)(ECM 1349) - Recorded December 1986. - 1. Making Music 2. Zakir 3. Water Girl 4. Toni 5. Anisa 6. Sunjog 7. You And Me 8. Sabah

ザキール・フセインはインド出身で 、全8曲中7曲を作曲または共作。そこにジョン・マクラフリンのハイテクなギターが絡みます。ヤン・ガルバレクがちょっと西洋音楽に引き戻して。明るい感じのインド音楽とも言える、大らかでメロディアスからスピーディーなフレーズの世界が展開する12分台のタイトル曲の1曲目、マクラフリン作の静かで明るいバラードの2曲目、ミディアムのテンポでこれぞインド的なサウンドの3曲目、静かに包み込むようなフルートとギター、サックスが印象的な4曲目、明るさと憂いとが同居する空間の後にタブラとヴォイスでのソロがある5曲目、各楽器が交互に静かに奏で、合奏になっていく6曲目、タブラとギターだけでインプロヴィゼーションをする小品の7曲目、ラストにちょっとタイトに締める8曲目。

2017年10月11日 (水)

Edition Lockenhaus Vol. 4 & 5/Gidon Kremer(Vln)(ECM New Series 1347/48)

1347

Edition Lockenhaus Vol. 4 & 5/Gidon Kremer(Vln)(ECM New Series 1347/48)(輸入盤) - Recorded 1985 - 1986. - Yuzuko Horigome(Vln), Kim Kashkashian(Viola), David Geringas(Cello), Thomas Zehetmair(Vln), Nobuko Imai(Viola), Boris Pergamentschikow(Cello), Annette Bik(Vln), Veronika Hagen(Viola), Thomas Demenga(Cello), Philip Hirschhorn(Vln), Julius Berger(Cello), James Tocco(P) - Dimitri Schostakowitsch: 1-3. String Quartet No.14 Op.142 4. String Quartet No.13 Op.138 5. Two Movements For String Quartet Erwin Schulhoff: 6-9. Sextet 10. Duo For Violin And Cello 11. Jazz Etudes

(03/11/18)オーストリアでのLockenhaus Festivalの録音。1枚目は20世紀の作曲家Dimitri Schostakowitschの弦楽四重奏団の曲を3種類。2枚目はやはり20世紀の作曲家Erwin Schulhoffに焦点をあてて、こちらは弦楽のセクステット、デュオ、そしてピアノのソロと編成は多彩。 オムニバス的なCDにもかかわらず、ギドン・クレーメルは1-9曲目に参加。ラストのピアノ曲はジャズ、ブルース、タンゴなどを意識したクラシック曲。

(’11年7月 ECM New Series 2190-94にてBOXものとして再発)

2017年10月10日 (火)

Blue/Terje Rypdal(G, Key) & The Chasers(ECM 1346)

1346

Blue/Terje Rypdal(G, Key) & The Chasers(ECM 1346)(輸入盤) - Recorded November 1986. Njorn Kjellemyr(B), Audun Kleive(Ds, Per) - 1. The Curse 2. Kompet Gar 3. I Disremember Quite Will 4. Og Hva Synes Vi Om Det 5. Last Nite 6. Blue 7. Tanga 8. Om Bare

全8曲中6曲がTerje Rypdalの作曲で、他の2曲がフリー・インプロヴィゼーション(2、4曲目)。編成だけ見るとオーソドックスなギタートリオですが、 おそろしく空間的なサウンド。その中をいかにもエレキギターという音が時々(あのトーンがいいですね)駆け巡ります。これが北欧の響きなのでしょうか。 導入部ともいえる空間的なロックの小品の1曲目、スローで重たい一発モノのロック・サウンドの2曲目、かなりスペイシーな、北の果てを感じさせるバラードの3曲目、持続するキーボードをバックに時おりフレーズが舞い降りるような4曲目、ドスンドスンとゆったりとしたバックで舞い飛ぶギターの5曲目、ロック・バラードの趣きを持つタイトル曲の6曲目、レゲエのリズムをバックにたゆたう7曲目、静かなオーケストラのような8曲目。

2017年10月 9日 (月)

Book Of Ways/Keith Jarrett(Clavicord)(ECM 1344/45)

1344

Book Of Ways/Keith Jarrett(Clavicord)(ECM 1344/45) - Recorded July 1986. - Disc1 Book Of Ways 1-10 Dics2 Book Of Ways 11-19

キース・ジャレットがクラヴィコード(チェンバロと似たような楽器で、もっと古い時代、16-19世紀のもの)に挑戦した、ソロアルバム。この楽器の音を出すのは難しいのだそうですが、キースの何にでも挑戦する意欲に脱帽。でも、この楽器特有の響かせ方をしていると、ピアノやチェンバロのようにテクニカルに歌わせるということができずに、どちらかと言うとモッタリした感じのフレーズになります。音色も歴史を感じさせる古楽器の音色。それでも中世のバロック音楽を思わせるような、癒される感じの曲や、時にバッハのように、時に日本情緒も感じるような、そして時にキース独自のピアノで演奏したようなやや激しいフレーズや、8ビートの牧歌的な雰囲気でと、表現が制限されていてもいろいろなサウンドを聴けます。

2017年10月 8日 (日)

Volver/Enrico Rava(Tp)/Dino Saluzzi(Bandoneon) Quintet(ECM 1343)

1343

Volver/Enrico Rava(Tp)/Dino Saluzzi(Bandoneon) Quintet(ECM 1343)(輸入盤) - Recorded October 1986. Harry Pepl(G), Furio Di Castri(B), Bruce Ditmas(Ds) - 1. Le But Du Souffle 2. Minguito 3. Luna-Volver 4. Tiempos De Ausencias 5. Ballantine For Valentine 6. Visions

(03/07/26)曲は主にメンバーのオリジナルで、やはり双頭バンドであることをうかがわせます。エンリコ・ラヴァ作の1曲目は静かにメロディを奏でながら、懐かしくてほのぼのとした、優しい世界に引っ張りこんでくれます。ディノ・サルーシ作の2曲目はテーマはラテンタッチで哀愁を漂わせながらも元気でノリが良く、途中で表情を変えながらもエネルギーがある場面が多い11分台の曲。サルーシが合作での、バンドネオンのソロで淡い優雅さを感じさせてくれる3曲目、サルーシ作のやはり淡色系の感触でゆったりと、ビートも自由に展開していく4曲目、ギターのHarry Pepl作のけっこう激しいフリー・ジャズの様相を示す5曲目、ラヴァ作の静かにはじまりしっとり系のメロディもあったり自由な部分もあったりの、10分台の6曲目。

2017年10月 7日 (土)

Red Twist & Turned Arrow/Christy Doran(G), Fredy Studer(Ds, Per), Stephan Wittwer(G, Synth)(ECM 1342)

1342

Red Twist & Turned Arrow/Christy Doran(G), Fredy Studer(Ds, Per), Stephan Wittwer(G, Synth)(ECM 1342)(輸入盤) - Recorded November 1986. - 1. Canon Cannon 2. 1374 3. Quasar 4. Belluard 5. Backtalk 6. Messing 7. D.T.E.T.

(99/08/10)ギタリスト2人が半々の曲を提供。基本的には2ギター1ドラム(パーカッション)の編成。ロックっぽい部分やパーカッシヴな部分も多く、ベースもないので(ベースは時々シンセで演奏と思います。)不思議なサウンド。1曲目はロックビート?にのってギターのアドリブが繰り広げられます。フリーインプロヴィゼーションのようにパーカッシヴに展開する2曲目、いくつかのパターンが繰り返しあらわれて変化していく3曲目、ドラム、ロックギターのようなソロから変幻自在に変わっていく4曲目、急速調の4ビート?の5曲目、2本のギターが妙に息が合っている変則アヴァンギャルドなカントリーとでも言うべきか?の6曲目。フリーインプロヴィゼーションのような、不協和音とパーカッションが心地よく聞こえる7曲目。

2017年10月 6日 (金)

Thomas Tallis: The Lamentations Of Jeremiah/The Hilliard Ensemble(ECM New Series 1341)

1341

Thomas Tallis: The Lamentations Of Jeremiah/The Hilliard Ensemble(ECM New Series 1341)(輸入盤) - Recorded September 1986. David James(Countertenor), John Potter(Tenor), Rogers Covey-Crump(Tenor), Paul Hillier(Baritone), Michael George(Bass) - The Lamentations Of Jeremiah 1. Incipit Lamentatio 2. De Lamentatione 3. Salvator Mundi 4. O Sacrum Convivium Mass For Four Voices 5. Gloria 6. Credo 7. Sanctus 8. Benedictus 9. Agnus Dei 10. Absterge Domine

(03/07/27)Thomas Tallisは16世紀の作曲家。ここではヒリヤード・アンサンブルによる5声ないしは4声でのポリフォニーによる歌唱を聴くことができます。ロンドンの教会での録音なので、響きが深い感じです。曲によって多少温度感は違いますが、 ある時は朗々と、ある時は憂いを少したたえながらも、そのサウンドは淡色系で、宗教音楽ということもあって、柔らかく包み込まれるような雰囲気で時が流れていきます。

2017年10月 5日 (木)

Heinz Holliger/Johann Sebastian Bach/Thomas Demenga(Cello)(ECM New Series 1340)

1340

Heinz Holliger/Johann Sebastian Bach/Thomas Demenga(Cello)(ECM New Series 1340)(輸入盤) - Recorded September 1986. Heinz Holliger(Oboe), Catrin Demenga(Vln) - Heinz Holliger: 1. Duo Fur Violine Und Violoncello 2. Studie Uber Mehrklange Fur Oboe Solo 3. trema Fur Violoncello Solo Johann Sebastian Bach: Suite No.4 In Es-Dur Fur Violoncello Solo(BWV 1010) 4. Prelude 5. Allemande 6. Courante 7. Sarabande 8. Bourree 1 & 2 9 Gigue

(03/11/18)前半がHeinz Holligerの’70-80年代の作品で、やはり難解な作品。1曲目がヴァイオリンとチェロのデュオ、2曲目はオーボエのソロですがまるでアヴァンギャルドなフリー・インプロヴィゼーションの響き。3曲目はチェロのソロですが、やはりスゴいテクニックでアヴァンギャルドな雰囲気。後半がおなじみバッハのチェロでの聴きやすいソロ作品。ECMお得意の現代音楽とクラシック(バロック)が同居しているアルバム。

2017年10月 4日 (水)

Lumi/Edward Vesala(Ds. Per)(ECM 1339)

1339

Lumi/Edward Vesala(Ds. Per)(ECM 1339)(輸入盤) - Recorded June 1986. Esko Heikkinen(Tp, Piccolo Tp), Pentti Lahti(As, Bs, Fl), Jorma Tapio(As, Cl, Bcl, Fl), Tapani Rinne(Ts, Ss, Cl, Bcl), Kari Heinila(Ts, Ss, Fl), Tom Bildo(Tb, Tuba), Iro Haarla(P, Harp), Raoul Bjorkenheim(G), Taito Vainio(Accordion), Haka(B) - 1. The Wind 2. Frozen Melody 3. Calypso Bulbosa 4. Third Moon 5. Lumi 6. Camel Walk 7. Fingo 8. Early Messenger 9. Together

(03/07/26)ほとんどの曲がEdward Vesalaの作曲。全部で11人の編成なので、オーケストラのような音を聴かせてくれます。薄明の中から厳かに吹いてくる風の印象の1曲目、ゆったりとした流れの上をメロディが淡々と漂っている2曲目、タイトルにはカリプソと入っていますが明暗あわせ持ったファンクという感じの3曲目、複雑な色合いのゆったりしたハーモニーで進んでいく4曲目、やはり薄暗いハーモニーの独特の世界を、サックスが朗々と語っていくタイトル曲の5曲目、ノリの良さそうなファンクの上を咆哮するホーンの6曲目、アコーディオンがメロディアスでサーカスのような曲調の7曲目、控えめながらホーンが自由にせめぎ合う8曲目、包み込まれ、時に切れ込むサウンドの、トーマス・スタンコとの共作の9曲目。

2017年10月 3日 (火)

We Begin/Mark Isham(Tp, Flh, Synth, Per, etc)/Art Lande(P, Synth, Per)(ECM 1338)

1338

We Begin/Mark Isham(Tp, Flh, Synth, Per, etc)/Art Lande(P, Synth, Per)(ECM 1338)(輸入盤) - Recorded January 1987. - 1. The Melancholy Of Departure 2. Ceremony In Starlight 3. We Begin 4. Lord Ananea 5. Surface And Symbol 6. Sweet Circle 7. Fanfare

(99/08/15)マーク・アイシャムが2曲、アート・ランディが4曲作曲。多重録音、あるいはシンセサイザーも使用して、当時としてのデュオのあり方を探るアルバム。 なかなか興味深い録音です。全て2人あるいはそれぞれのオリジナル。1曲目は打ち込み(と思われる)パーカッション(ドラム)の定型的なリズムの上をたゆたう旋律。2曲目は、なぜか水琴窟のCDを聴いたときのような不思議なサウンド。3曲目もシンセサイザーをバックに、美しいメロディが流れます。4曲目も1曲目と同じような印象の曲。5曲目 は2人の合作ですが、シンセサイザーの上をゆっくりと旋律がさまよっている感じです。6曲目はピアノソロで、聴いていて安らぎます。7曲目は効果的にシンセサイザーを使用して、曲の緊張感を醸し出しています。

2017年10月 2日 (月)

Somewhere Called Home/Norma Winstone(Voice)(ECM 1337)

1337

Somewhere Called Home/Norma Winstone(Voice)(ECM 1337)(輸入盤) - Recorded July 1986. John Taylor(P), Tony Coe(Cl, Ts) - 1. Cafe 2. Somewhere Called Home 3. Sea Lady 4. Some Time Ago 5. Prologue 6. Celeste 7. Hi Lili Hi Lo 8. Out Of This World 9. Tea For Two

(03/07/26)スタンダードもあったりミュージシャンの曲に詞をつけたりと、ECMにしては少々変わったヴォーカル・アルバム。エグベルト・ジスモンチ作の優しく静かな、浮遊感も漂うメロディの1曲目、まるでオリジナルかのような歌で間奏のクラリネットの盛り上がりが見事なタイトル曲の2曲目、ケニー・ホイーラー作の蒼く沈んだメロディが印象的な3曲目、静かでありながら速いパッセージのクラリネットが間奏で絡む4曲目、ビル・エヴァンス作の美しいメロディを持っている5曲目、ラルフ・タウナー作の、しっとりした歌を聴くことができる6曲目、透明感の高いヴォーカルやピアノが流れる7曲目。8-9曲目は有名なスタンダードですが、完全にノーマ・ウィンストン流に、あるいはECM流に消化してしまっています。

2017年10月 1日 (日)

Do You Be/Meredith Monk(Vo, Synth, P)(ECM New Series 1336)

1336

Do You Be/Meredith Monk(Vo, Synth, P)(ECM New Series 1336)(輸入盤) - Recorded June 1986 and January 1987. Robert Een(Vo), Ching Gonzalez(Vo), Andrea Goodman(Vo), Wayne Hankin(Vo, Key, Bagpipes), Naaz Hosseini(Vo, Vln), Nicky Paraiso(Vo), Nurit Tilles(Vo, P, Synth), Johanna Arnold(Vo), John Eppler(Vo), Edmund Niemann(Vo, P) - 1. Scared Song 2. I Don't Know 3. Window In 7's 4. Double Fiesta 5. Do You Be 6. Panda Chant 1 7. Memory Song 8. Panda Chant 2 9. Quarry Lullaby 10. Shadow Song 11. Astronaut Anthem 12. Wheel

(03/11/18)全曲メレディス・モンクの作曲。伴奏のある曲、ない曲、メレディス・モンクがひとりで歌っている曲、複数で合唱している曲などさまざまですが、モンクの突き刺さるようなエキゾチックなヴォイスはここでも健在。パフォーマンスのようで、現代音楽というよりはある種の実験的な音楽にも聴こえます。不思議な世界。3曲目はインストルメンタルの小品。後半複数でのヴォイスの曲が多いですが、やはりパフォーマンスに近いか。

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