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2009年3月

ショップ移転のお知らせです。m(_"_)m

工藤さんがインフォメーションして下さいました通り、当ストアの活動拠点を磐田から京都に移すことに致しました。温暖な静岡の風土と遠州深南部というフレーズも凄く気に入って居たのですが、長い人生の中では思わぬライフプラン変更ってやつにも出くわします。私は自分では現実主義者のつもりで決して運命論者ではないのですが、それでも先日京都に所用で戻ったときに感じた、タクシーの車窓から見えた川端沿いのしだれ桜が、ようお帰りBABY、ここがアンタの街だよBABYといって、何時になく親しげに話しかけてきたような錯覚を覚えたのは次にそういう(帰郷という)展開を桜たちが知っていたからなのか??などとこっちに戻ってきてあと思い出したりしていました。何にせよ、また新たに京都のショップとして、しかし路線は全く同じで活動を再開しますのでどうぞよろしくお願い致します。ここにはきっと6月頃に戻ってこれると思います。では再会の日を楽しみにしています!

bb白岩(appleJam)

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お知らせ

bb白岩さんのお店、appleJamのホームページをご覧になられた方はもうご存知かと思いますが、白岩さんのネットショップの拠点を、4-5月中に、現在の静岡県磐田市から京都へ移転される予定です。

その間、いろいろとお忙しいことと思われますので、白岩さんからのお申し出により、ここの更新を2-3ヶ月休止することとなりました。

それまで、面白いおススメ盤をあたためておくことにします。皆さんもなにとぞご了承ください。よろしくお願いします。

ジャズCDの個人ページ(工藤)

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appleJam3月のブラボーな盤を聴く(工藤)

最初の数曲を聴いているとモロにニューオリンズジャスの要素があるのですが、数曲ごとにテーマが5つあって必ずしも懐かしい関係のサウンドではなく、聴き続けていくと最後は新しくなる幅広いサウンドであることが分かります。例えば2曲目でも、ニューオリンズ系にしては、ドラムスの音数の多い叩き方は現代風だな、とか、あまりオーセンティックなスタイルにはこだわっていないのかなと思える作りです。そこが逆に面白いと思いました。5つのテーマを持ちつつ、リーダーの好きなようにテーマに沿って演奏していく、そういうところがなかなかいいですね。


Brice Miller A Day in the Life/(2008 USA Miller Mac Media)

テーマ別に構成されたアルバム全章
New Orleans Street Beat - #1. Exactly Like You 2. Palm Court Strut 3. I'll Take You There
Rebirth of the Funky SOUL - #4. All Of Me 5. Night Train 6. Watermelon Man
Urban Swing - #7. Comin' Home 8. St. James Infirmary 9. Street Corner Blues
Gotta Be.. All That Newlins' Funk - #10. All That/Roll Wit It 11. Movin' & Groovin'
Ambient Ecstasy - #12. [Late Night]Odyssey

Brice Miller - trumpet
FEATURING:
Theryl "The Houseman" deClouet
Kevin O' Day
Ronnell Johnson
Peter Harris
Kirk Joseph
Davis Rogan
Andrew Baham
Mahogany Brass Band

1枚のアルバムの中に、ニューオリンズのスタイル、ファンキー・ソウル、アーバン(都会的な)・スウィング、ニューリンズ(?)・ファンク、アンビエント・エクスタシーと、テーマを設けて数曲ずつそのテーマに沿った演奏が繰り広げられています。ただ、歴史を正確にたどっているということではなくて、テーマに沿ってもリーダーのBrice Millerのやりたいようにやっている感じが強く、たとえニューオリンズがテーマでも、現代的なエッセンスも感じることかできます。ちなみに1-3曲目はベースパートはチューバです。

モダン・ジャズ好きにとっては4-6曲目あたりがジャズの要素が強く(アコースティック・ベース使用)、けっこううれしいところ。それでもニューオリンズの陽気さは隠せず、ヴォーカルも入ったりしていますが、懐かしさと今っぽさが入り混じった要素がまたけっこういいです。スタンダードの4曲目もビートは4ビートではなくて、弾むようなリズムだし、5曲目は8ビート、6曲目は16ビートです。7-8曲目のアーバン・スウィングの曲も’70年代のエレクトリック・ファンクを想像させるようなちょっと懐かしめのファンクのサウンド(ここはエレキ・ベース)にラップが入り、8曲目はファンクのヴォーカル曲。9曲目はベースはシンセベースでかなり今風なビート。

10-11曲目は勢いのある、または明るいニューオリンズ・ファンク、12曲目は文字通りアンビエントな世界、ただしパーカッシヴですが。このアルバム1枚で、けっこうニューオリンズの地域のジャズの歴史を追いかけた感じになります。

ジャズCDの個人ページ(工藤)

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appleJam3月のブラボーな盤(bb白岩)

かつて一度だけニューオリンズに行ったことがありますが、シカゴでもあるいはメンフィスでも感じることがなかった特別な感覚をそこで味わいました。空気の濃度がまるで違う感覚。まるで濃縮ジュースの中を浮遊している感じ。ストリートでパフォーマンスしている若い女性のサックス奏者も、あるいは肌を全部金色に染めて彫刻と化して立っている青年も、それらすべて実際の空間の中に居てさえも一種のスクリーンに映った光景を目にしているかのような感覚でした。それはほんとに不思議な感覚でした。きっと一回しか行か(け)なかったことで余計にその記憶が色濃く脳内器官に鮮明な記憶としてしまいこまれているのかも知れませんが、今日upするブライス・ミラーなんかの音を聴くと一瞬でその時の感覚が体に蘇ってきます。


同じ新旧取り混ぜでも今までのとは何かが違う、新感覚ニューオリンズ・トランペット特にUrban Swing編以降の章での大胆なヒップセンスはコンポーザーとしても注目!
Brice Miller A Day in the Life
(2008 USA Miller Mac Media)

テーマ別に構成されたアルバム全章
New Orleans Street Beat - #1-3
Rebirth of the Funky SOUL - #4-6
Urban Swing - #7-9
ALL THAT - #10-11
Ambient Ecstasy - #12

Brice Miller - trumpet
FEATURING:
Theryl "The Houseman" deClouet
Kevin O' Day
Ronnell Johnson
Peter Harris
Kirk Joseph
Davis Rogan
Andrew Baham
Mahogany Brass Band

ニューオリンズで今まで新世代と言われてきたトランペッターの代表格、ジェームス・アンドリュースやカーミット・ラフィンズ辺りとスタイル的には似ているにも関わらず、このブライス・ミラーはさらに根本的に何かがもっと新しい、そんな印象を強く受ける作品です。アルバムをいくつかの章に分けて、それぞれ全く異なったアプローチで自己を表現している点で、この人は単に奏者という以上にクリエイターの素質もあることを感じます。またそれがはっきりとチャプターごとにテイストが異なるのが実に面白いです。伝統的な音から実験的な音までレンジはワイド。最近の若手トランペッターでは特にシャマー・アレンに注目していますが、これでまた新たに追いたい人が一人増えました。キャリア等詳細は不明ですが著名なブラスバンド出身か?共演のKirk Johseph のスーザフォンが活躍する#3. I'll Take You Thereと曲自体大好きな#8.St.James Infirmary が印象深いですが、特に後者はそのアレンジ・センスに希有な個性を感じます。今後の期待度大!の人。

bb白岩(appleJam)

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3月のおススメ盤(工藤)

知り合いからXanaduレーベルって新譜出てるの?と聞かれ、探してみたらほとんどがリイシューCDのようで、こういうアルバムのような新譜は珍しいみたいですね。でも、ギター・トリオのモンク集ということで、面白く聴けました。まあ、このメンバーではもう少し冒険があってもいいかな、とも思うのですが、けっこうオーソドックスな展開でもモンクの曲をこれだけ安定してギターで弾いているので、味わい深さもあり、落ち着いて聴けます。モンクの曲って取り上げる人は多いんだけれど、ギター・トリオでのモンク集ってのはけっこう珍しいのではないかと思います。地味だけれど、聴き返すたびに、いいなあ、って思ってしまいます。でも5拍子アレンジの曲もあって、そういう意味では冒険的な面もあるかも。


Monk/Peter Bernstein(G)(Xanadu)(輸入盤) - Released 2008. Doug Weiss(B), Bill Stewart(Ds) - 1. Let's Cool One 2. Pannonica 3. Work 4. Brilliant Corners 5. In Walked Bud 6. Monk's Mood 7. Well You Needn't 8. Bemsha Swing 9. Played Twice 10. Ruby, My Dear 11. Blues 5 Spot 12. Reflections

(09/02/13)ピーター・バーンスタインによるギター・トリオでのセロニアス・モンク集。モンクの曲はメロディやコード進行が一筋縄ではないので、ピアノレスのギターで勝負するのはけっこう難易度が高そう。それでも、オーソドックスな演奏で軽々と自然に弾いているという雰囲気。リラックスさせる余裕すら見せて、曲を聴かせます。録音に関しては、ビル・スチュワートのドラムスなんだけれども、ドラムスは奥に引っ込んだような感じになってはいます。まあ、自然な雰囲気で出来るだけ加工せずに録音を心がけたようで、ギターが主役だと思えば、こういうバランスもいいかな、と思います。最初から最後まで温かみがあって、落ち着いて聴けるサウンドです。おなじみの印象深いメロディと、雰囲気の合うアドリブ。 ソロの曲もあります。

ジャズCDの個人ページ(工藤)

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