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2016/12/10

New Heritage Of Real Heavy Metal II/NHORHM

Nhorhm2
西山瞳の、ヘヴィーメタルをジャズで聴くアルバムの第2弾が出ました。今年はBABYMETALのアルバムやBlu-rayである程度洗礼を受けたせいか、このアルバム、未目炉が浮き上がるところも多いジャズに聴こえます。今回は2曲にホーンセクションを入れて、そのうちの1曲にはヴォーカルまで入れて、と賑やかですけど、それでも静かな部分の方も好きですね。いろいろ美メロが出てきますけど、個人的にはボーナストラックだった10曲目のThe ONEの後半部分のリフの繰り返しが頭に刻み込まれてしまいます。BABYMETALも強力な曲を持っているなあ、という印象。普通にエレクトリック・ベースの入ったピアノ・トリオとして聴けると思います。


New Heritage Of Real Heavy Metal II/NHORHM(Apollo Sounds) - Recorded September 3, 5-6, 20, 2016. 西山瞳(P)、織原良次(B)、橋本学(Ds)、田中充(Tp on 4, 9)、宮崎隆睦(As on 4, 9)、橋爪亮督(Ts on 4, 9)、池田雅明(Tb on 4, 9)、冠徹弥(THE 冠)(Vo on 4) - 1. Kings Of Metal/Manowar 2. Speed/Loudness 3. All Over The Nations/Helloween 4. Decadence Dance/Extreme 5. Beyond The Realms Of Death/Judas Priest 6. Iron Man/Black Sabbath 7. Nystery Of Babylon/西山瞳 8. Over The Hills And Far Away/Gary Moore 9. The Gift Of Music/Dream Theater Bonus track: 10. The ONE -Live Version-/Babymetal

西山瞳のヘヴィー・メタルのカヴァー・アルバム。曲名のところにグループ名が書いてます。ベースがエレクトリックのフレットレスの他は、生ピアノだし、ドラムスもジャズ用のセッティングなので、本物のヘヴィー・メタルのようなハードな面があまり見られず、逆に静かで抽出されたピアノの美メロが印象に残る曲が多いです。フレットレス・ベースのソロも楽しめますし。今回は、4、9曲目にホーン・セクションを配し、4曲目にはヴォーカリストも入れて、と賑やかな曲もありますけど、正直、両方好きなファン(少ないと思いますが)にはたまらない企画では。私はBABYMETALしか知りませんけど、十分元の曲の良さを抽出していると思います。これもまたジャズと思う。特にヘビメタのカヴァーという事を気にしないでも楽しめるアルバム。(16年12月7日発売)

2016/12/09

アコースティック・ウェザー・リポート/クリヤ・マコト/納浩一/則竹裕之

Kuriyaacoustic
12月は購入CD数が少ないのですが、国内盤が3枚、出てくると思います。まずはこの「アコースティック・ウェザー・リポート」から。このアルバム、11月30日の発売だったのが、28日に(ショップに入荷した頃でしょうか)、AmazonからCDの収録曲順と印刷の順番が違っていると連絡が来て、再制作するとのことで入手できたのは7日のことでした。それよりだいぶ早く出回っていたものは、その間違った盤かもしれないので、要注意です。さすが、クリヤ・マコトがメインになってアレンジした曲なので、けっこう洗練されていて、それでいてやや複雑な譜面を想像してしまいます。SACDとのハイブリッドなので、音質もいいんじゃないかな。ウェザー・リポートがこういう風に聴けるとは思わなかったなあ。


アコースティック・ウェザー・リポート/クリヤ・マコト(P)/納浩一(B)/則竹裕之(Ds)(Sony Music Labels)
Acoustic Weather Report/Makoto Kuriya(P), Koichi Osamu(B), Hiroyuki Noritake(Ds)(Sony Music Labels) - Recorded June 2 and 13, 2016. - 1. Cannon Ball 2. Elegant People 3. Havona 4. A Remark You Made 5. Palladium 6. Teen Town 7. Young And Fine 8. Birdland Bonus Track: 9. View The World

9曲目のボーナス・トラックのみクリヤ・マコトの作曲(TVのテーマ曲)で、あとはウェザー・リポートの曲がズラリ。作曲はジョー・ザヴィヌル(1、4、7-8曲目)、ウェイン・ショーター(2、5曲目)、ジャコ・パストリアス(3、6曲目)の曲に固まっています。テーマなどメロディ的なインパクトも大きいのですが、あえてアコースティック・トリオで演奏して、エレクトリックもパーカッションもなしというのが、面白いアイデアというか冒険的というか。1曲目では、アップテンポのモーダルな進行の部分もあって、しかもドラマチックな展開で、なかなか凝っています。アレンジは3人ないし2人でやっている曲もありますが、メインはクリヤ・マコトで、彼らしい曲に仕上がってます。やや複雑だけど洗練されてカッコいいウェザー・リポートの曲が聴けます。(16年11月30日発売)

2016/12/07

Meredith Monk/On Behalf Of Nature

2473
ECM New Series新譜聴き5日目。ECMの本家での発売は会社がクリスマス・シーズンであまり動かないせいか、年内の日本でのアルバムはこれで最後ではないかと思います。他レーベルのジャズのCDとかがなかなか届かないんで、結局5枚連続のNew Seriesになってしまいました。今日のメレディス・モンク、割と早い時期からECMで何枚もアルバムを発表していて、New Seriesなのにその独創性や即興的に聴こえる場面も多かったりして、ECM独特なボーダーレスの人になっているような気がします。パーカッションで参加のジョン・ホーレンベックもジャズの人だし。聴く人を選ぶかもですが、聴くとやはり印象深いので、ECM好きな人には外せないかもしれませんね。


Meredith Monk(Comp, Voice)/On Behalf Of Nature(ECM New Series 2473)(輸入盤) - Recorded June, 2015. Meredith Monk & Vocal Ensemble: Sidney Chen(Voice), Ellen Fisher(Voice), Katie Gessinger(Voice), Bruce Rameker(Voice), Allison Sniffin(Voice), Bohdan Hilash(Woodwinds), John Hollenbeck(Per), Allison Sniffin(P, Key, Vln, French Horn), Laura Sherman(Harp) - 1. Dark/Light 1 2. High Realm 3. Fractal Activity 4. Environs 1 5. Eon 6. Duet With Shifting Ground 7. Environs 2 8. Pavement Steps 9. Evolution 10. Ritual Zone 11. Water/Sky Rant 12. Memory Zone 13. Enrivons 3 14. Harvest 15. Dark/Light 2 16. High Realm Reprise 17. Fractal Mirror 18. Ringing 19. Spider Web Anthem

(16/12/06)’13年にメレディス・モンクが作曲。聴いた感じはジャズ色は全然ないものの、ヴォイスと、それをバックアップするかのようなやや控えめな器楽とによるECM的なインプロヴィゼーションの趣き。彼女らしさのトンガリ具合のあるボーダーレスな不思議なサウンド。ある面ではミニマルな雰囲気で、ある面では合唱的なサウンド、そして語り、叫び、つぶやき。どこまで記譜されたのか、核があって、その場で合わせたものかは不明。

2016/12/06

Gavin Bryars/The Fifth Century

2405
ECM New Seriesの新譜聴き4日目。今回発売されたものは、割と古い番号のものが多く、ある意味欠番になりそうなところの穴埋め的にも良かったと思いますが、買う方はあまりこういうことは関係ないかもしれませんね。今日のアルバムのGavin Bryarsは、現代音楽家なのかもしれませんけれど、昔の宗教音楽のようなサウンドを持った、ややヒーリング的な感じもするアルバムでした。このあたりクラシックのジャンルでも、ECMのジャズが好きな人が手に取りそうな感じもしますね。邦題にすると「5世紀」ってなるんですか。まあ、演奏のサックスは歴史が比較的浅い楽器ではあるけれども、架空のそれらしき空間にいるような気がします。


Gavin Bryars/The Fifth Century(ECM New Series 2405)(輸入盤) - Recorded July, 2014 and June, 2015. PRISM Quartet: Timothy McAllister(Ss), Robert Young(As), Matthew Levy(Ts), Taimur Sullivan(Bs), THE CROSSING: Donald Nally(Cond) - 1-7. The Fifth Century 8-9. Two Love Songs

(16/12/05)Gavin Bryarsは20-21世紀イギリスの作曲家。今回はタイトル曲が収録時間の大部分を占め、Thomas Traherneという17世紀イギリスの詩人の詩に曲をつけています。サクソフォン・クァルテットと女声合唱のたゆたうある種宗教音楽的な響きは、現代性もあるけれど、他のアルバムで聴くような、温度感の低いゆったりとしたサウンドになってます。「Two Love Songs」は女声のアカペラでの曲。聴きやすく、ヒーリング感あり。

2016/12/05

Eleni Karaindrou/David

2221
ECM New Seriesの新譜聴き3日目。そうこうしているうちに、またECM New Seriesが2日に2枚届きました。11月30日発売の国内盤ジャズが、制作上のミスがあって作り直しているそうで入荷、発送が遅れてます。このままいくとNew Seriesが5枚連続することになるかも。このアルバム、13年に発売されたConcert In Athens(ECM New Series 2220)と同じ日の録音なんですね。同時に発売されると、やはりうまくないかなあ、という大人の事情(?)で、今になって発売されたのかなあ、と思います。こちらの方は映画音楽ではなくて、18世紀の作者不詳の詩に歌詞をつけて、合唱団付きのオペラのようなサウンドになってますけど、分かりやすくていいですね。


Eleni Karaindrou/David(ECM New Series 2221)(輸入盤) - Recorded November 19, 2010. Kim Kashkashian(Viola), Irini Karagianni(Mezzo-soprano), Tassis Christoyannopoulos(Baritone), Vangelis Christopoulos(Oboe), Stella Gadedi(Fl), Marie-Cecile Boulard(Cl), Sonia Pisk(Bassoon), Vangelis Skouras(French Horn), Sokratis Anthis(Tp), Maria Bildea(Harp), Renato Ripo(Cello), Katerina Ktona(Harpsicord), ERT Choir, Antonis Kontogeorgiou(Choir Master), Camerata Orchestra: Alexandros Myrat(Cond) - 1. Overture 2. Repentance 3. Compassion 4. Devils 5. David's Entrance 6. The Good Things In Life 7. When I See 8. David's Lament 9. Repentance, Var. 10. Psaltes 11. Procession 12. Angel 13. Finale

(16/12/03)18世紀の作者不詳の詞に、エレニ・カラインドルーが曲をつけたもので、タイトルは「ダヴィデ」どのこと。ステージ・カンタータと書いてあります。44分ほどの歌曲の物語。大編成ですが、クラシックのように分かりやすいです。哀愁のあるサウンドが特徴のエレニですが、哀愁感たっぷりな曲もありますし、やや明るめな印象の曲も。オペラ的な落ち着いた歌も良く、気分が満たされます。ECM New Series 2220と同じ日の録音です。

2016/12/04

本家ECM Recordsのサイトのすごい網羅性

一昨日、本家ECM Recordsのサイトを覗いたら、けっこう網羅されていて、スゴいことになってました。以前はここまで詳しくなかったと思うけど。

現在、ECMの本家ホームページで、Catalogueの項目を選んで、そこのFormat、LPと選んでいくと、何と新旧のLPが(未CD化廃盤を含めて)全部掲載されてます。前は発売中のものしか掲載されてなかったような気もするのですが。どの番号がCDと併売後もLPで発売されていたかを含めて、格好の研究資料としても使えそうです。BOOKのところなども、興味深いです。

https://www.ecmrecords.com/catalogue

他にも年代別とか、時系列とか、Watt、Carmoなどのレーベル別とか、いろいろ見ることができるようですね。本家なんで、間違いもたぶんないでしょうし。そして、興味深いのが、番号順に並んでなくて、行ったり来たりしていることです。現在も新しい方は発売順に飛び飛びの順番で並んでいるので、これは過去も発売順と推測するのですが、どうなんでしょうか。それも、本家ならではの情報で、重宝します。LP時代のCDは、CDがあまり多くて過去までスクロールしきれませんでしたけれども、LPでの発売順かな?

おまけに、全部のアルバムではないにしろ、一部試聴もできるようになっているし、英文での各アルバムの説明など、英文が読めるか、手持ち、あるいはWebでの翻訳ソフトがしっかりとしていれば、これで十分情報的には足りてしまいますね。私のホームページやブログの出番はなくなりつつあります(笑)。

惜しいのは発売予告が出るのが大手通販などの方が早いことですが、両者を補完して使えば、情報としては十分入ってきます。今後、大いに利用していきたいと思います。また、詳しくは調べてないけど、日本独自企画のCDも、CDのところには入ってないんじゃないかと思います。当然といえば当然ですが。それでも日本作成の本、「ECM Catalog」も絶版ながらBOOKのところに並んでいましたねえ。

懸念のRichie Beirachを検索したら、ソロ3部作が出てこないので、ここでも抹消されたかと、一瞬心配になりましたが、Richard Beirachで検索したら出てきました。まあ、それぞれ違った検索結果が出てくるので、ちょっと検索に問題ありですが、よかった。

3901
(追記)ところで、最近出た10インチLPの「Antenna/David Virelles」(ECM3901)ですけど、レコードプレイヤーを持たない身としては、ちょっとつらいものがあります。こういうのがシリーズ化されるのであれば、レコードプレイヤーの購入も考えないとですね。

これは早速、中年音楽狂さんのブログに掲載されています。
http://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2016/12/david-viralles1.html

2016/12/03

今年のCDの購入枚数

昨年(’15年)のCDを購入した枚数は以下の通りです。

ECM   53枚
輸入盤  42枚(ECMを除く)
国内盤  16枚(廉価盤を含む)
中古盤   4枚
DVD    1枚(ECMでした)

計    116枚

今年(’16年)の上半期(1-6月)は、

国内盤 24枚
輸入盤 25枚(ECMを除く)
ECM  25枚

計74枚。 国内盤が多いのは、ウィリアムス浩子のCDを8枚まとめて購入したことや、国内盤で値引きのある発売後半年以上経過のものをまとめ買いしたことも原因です。

今年の下半期(7-12月)も、追加がなければ(今後12月に届くCDも織り込み済み)、

国内盤 13枚
輸入盤 14枚(ECMを除く)
ECM  22枚
Blu-ray  3枚(BABYMETAL)
輸入盤  3枚(BABYMETAL)

計55枚。年間合計で

ECM  47枚
輸入盤 39枚(ECMを除く)
国内盤 37枚
Blu-ray  3枚(BABYMETAL)
輸入盤  3枚(BABYMETAL)

計129枚。今年はBABYMETALや国内盤のまとめ買いを除けば、昨年と同じぐらいと考えて良さそうです。特にECM以外の輸入盤で厳選買いが進んでいます。今年は下半期を中心に多少円高傾向にあったこともラッキーでした。それにしても、ECMの新譜が多いの、どうにかならないかなあ、と思います。Criss Crossも全部買いを続けてますが、そちらは年間10枚前後ですし。

(ご参考)一昨年(’14年)はこういう結果でした。

ECM   54枚
輸入盤  48枚(ECMを除く)
国内盤  22枚
中古版   2枚
DVD    2枚(2枚ともECM)の、合計128枚。
やっぱりこの時は円安が影響してますねえ。この年から厳選買いが強化されたような気がします。まあ、10年くらい前までのレーベル集めの時は年間200枚超えだったし、その後160枚前後で落ち着いた年が何年かありましたから、その時に比べれば少なく待ってます。。

2016/12/02

Andras Schiff/Encores After Beethoven

1950
ECM New Seriesの新譜聴き2日目。先日紹介したシフのベートーベンのピアノ・ソナタBOXの11枚目と内容は同じです。本編は当初’04-06年に収録されて、’05年から’08年にかけて発売されていたのですが、その番号が(ECM New Series 1940-49)になっていて、その次の番号を最近出たこのアンコール集のためにとっておいたというのが、ECMらしいというか、先を見ているんだなあ、と思います。しかもBOXのみにしかアンコールは入ってないよ、という事ではなくて、ちゃんと先に単品購入した人たちのために、このアルバムを用意しているし。ただ、アンコールだけだとCD単品では弱いので、発売が今になったのかなあ、とも。おかげで私は完全なダブり買いになってしまいましたが。BOXは表面上は買ったことにして、というのができない性格なもので(笑)


Andras Schiff/Encores After Beethoven(ECM New Series 1950)(輸入盤) - 1. Franz Shubert: Allegro Assi- E-flat Minor from: Three Piano Pieces D946, Recorded March 7, 2004. 2. Allegretto C Minor D915, Recorded November 28, 2004. 3. Wolfgang Amadeus Mozart: Eine Kleine Gigue G Major KV574, Recorded November 28, 2004. 4-5. Joseph Haydn: Sonata G Minor Hob XVI: 44 4. Moderato 5. Allegretto, Recorded February 27. 2005. 6. Franz Shubert: Hungarian Marody B Minor D81, Recorded April 24, 2005. 7. Ludwig Van Beethoven: Andante Favori F Major WoO57, Andante Grazioso Con Moto, Recorded December 4, 2005. 8-9. Johann Sebastian Bach: Menuet I and II, Gigue, From: Partita No.1 B-flat Major BWV825 8. Manuet I and II 9. Gigue, Recorded April 2, 2006. 10-11. Prelude And Fugue B-flat Minor BWV867 10. Prelude 11. FUhue, Recorded May 21, 2006.

(16/11/30)コンサート録音。ベートーベンは18-19世紀ドイツの有名な作曲家。アンドラーシュ・シフの、’04-06年にかけて録音されたピアノソナタ集の次の番号の欠番に、’16年になって、そのコンサートのアンコール集が発売されました。当時から企画はあったということ。シューベルト、モーツァルト、ハイドン、ベートーベン、バッハと、やはりアンコールも有名な作曲家の演奏です。曲によっては時間の関係か、抜粋の演奏もあり。

2016/12/01

私的2016年ベスト3

Ueharaspark
Pattheunity
Joshuanear
今年もベスト3の季節がやってきましたが、年々購入枚数が減ってきて、頭も固くなってきたせいか、ミュージシャンが定番化する傾向にありますね。特に上原ひろみは新譜が出るたびにベスト3にあげていたような気が。正統派ジャズが主流ではないし。まあ、いろいろな方が年末ベストをやるので、あちこち見てまわるのも面白いかと思います。


Spark/上原ひろみ(P、Key)(Telarc)
Spark/Hiromi Uehara(P, Key)(Telarc) - Recorded October 9-12, 2015. The Trio Project Featuring Anthony Jackson(B) And Simon Phillips(Ds) - 1. Spark 2. In A Trance 3. Take Me Away 4. Wonderland 5. Indulgence 6. Dilemma 7. What Will Be, Will Be 8. Wake Up And Dream 9. All's Well

全曲上原ひろみの作曲。今回は9曲で72分と、長尺な曲が多いです。Aliveでけっこうスゴいことになってきたなあと思ったら、さらにその上を行く複雑さとプログレチックなジャズ/フュージョンになっています。やはり変拍子が多い。タイトル曲の1曲目からして複雑なリズムと展開、その上を舞うメロディックかつメカニカルなピアノと、これは耳をひきつけて離さないサウンド。それでいてけっこうドラマチックだなあという思いも。結成5年というThe Trio Projectは、こっち方面では追随するものがいないのではないか。さらにアクロバティックになっていますが、先の読めない素晴らしい展開には驚きます。3曲目のように落ち着いた曲もあって変化に富んでいるけど、やはり彼女達ならではのサウンドです。8曲目はソロ・ピアノの演奏。(16年2月3日発売)


The Unity Sessions/Pat Metheny(G, G Synth, Electronics, Orchestrionics)(Nonesuch)(輸入盤) - Released 2016. Chris Potter(Ts, Ss, Bck, Fk, G), Antonio Sanchez(Ds, Cajon), Ben Williams(B), with Giulio Carmassi(P, Flh, Whistling, Synth, Vo) - [Disc 1] 1, Adagia 2. Sign Of The Season 3. THis Belongs To You 4. Roofdogs 5. Cherokee 6. Genealogy 7. On Day One 8. Medley [Disc 2] 1. Come And See 2. Police People 3. Two Folk Songs(#1) 4. Born 5. Kin 6. Bise Up 7. Go Get It

(16/05/19)CD2枚組。[Disc 2]2曲目がオーネット・コールマンとの共作、[Disc 1]5曲目がギターとサックスのデュオでのスタンダードの他は、パット・メセニーの作曲。基本この4人(もしくは5人)で、多重録音もあるのだろうけれども、2曲目で、昔のパット・メセニー・グループをほうふつとさせるようなサウンドになったのはビックリしました。ライル・メイズのキーボードがなくても、もはや不足感はないです。この後の場面でもアコースティック・ギター、あるいは抑制されたエレクトリック・ギターの出てくる場面があり、その曲の抒情性に一役かっています。もちろん4曲目のように盛り上がる場面もあるし、6曲目はフリーではじまる小品。8曲目のギター・メドレーはある意味懐かしい。パットは何を出してもどんな曲でも話題作になります。


Nearness/Joshua Redman(Ts, Ss) & Brad Mehldau(P)(Nonesuch)(輸入盤) - Recorded July and November 2011. - 1. Ornithology 2. Always August 3. In Walked Bud 4. Mehlsancholy Mode 5. The Nearness Of You 6. Old West

(16/09/26)ライヴ録音。2、6曲目がブラッド・メルドー作、4曲目がジョシュア・レッドマン作で、他はジャズメン・オリジナルかスタンダード。6曲で73分収録と、1曲あたりの時間が長め。なかなかいい感じのデュオが展開しています。2人のデュオは素晴らしい。壊れそうな雰囲気もあり、アプローチも冒険的な感じなのに、それでも安定して2人で突き進んでいくチャーリー・パーカー作の1曲目、8ビートでのメロディアスなロック的展開をしていく、今っぽいサウンドの2曲目、セロニアス・モンクの曲を彼らの独自解釈で突き進める3曲目、ミステリアスな速めの展開であるものの、引き込まれていく4曲目、切ない美しさを持つ16分もの静かなバラードの5曲目、やはりポップス的なビートとメロディを持っている少し自由な感じの6曲目。


「次点」
Black Orpheus/Masabumi Kikuchi(P)(ECM 2459)(輸入盤)
Rising Grace/Wolfgang Muthspiel(G)(ECM 2515)(輸入盤)
Aziza/Dave Holland(B)/Chris Potter(Ts, Ss)/Lionel Loueke(G, Vo)/Eric Harland(Ds)(Dare2 Records)(輸入盤)
マイ・ルーム・フォー・クリスマス/ウィリアムス浩子(Vo)(Berkeley Square Music)

「特別編」
A Multitude Of Angels/Keith Jarrett(P)(ECM 2500-03)(輸入盤)
20年前の録音なので、ノミネート外となりましたが、やっぱりいいと思います。

「ジャズ/フュージョン以外のベスト」
Live At Wembley/BABYMETAL(Toysfactory)(Blu-rayまたはDVD)
今年のマイ・ブームとなってしまいました。

2016/11/30

Andras Schiff/Ludwig Van Beethoven/The Piano Sonatas

2000
ECM New Seriesが3種届いたので、飛び飛びにはなるかもしれないけれども、紹介していきます。アンドラーシュ・シフのベートーベンのピアノ・ソナタ集が’04年から’06年にかけて収録されていて(ECM New Series 1940 - 1949)過去に単品で’05-08年にかけて8種発売され、それに今回同時発売されているアンコール集(ECM New Series 1950)を加えて再発された11枚組CDBOXです。全部聴き直すのも膨大な時間を要するので、アンコール集だけを聴いて、これを書いてます。この番号を空けていた、という事は、当時から企画はあったという事ですね。それが発売後10年近くの年月を経て世に出たという。しかもピッタリの2000番という事は、ECMイチ押しという事なんでしょうか。キース・ジャレットのサンベア・コンサート(当時のLPで10枚組)と同じく、11枚組でも1つの番号が振られているだけというのも珍しい。ただ、過去に全部買っている人は、ダブり買いになるので、アンコール集だけ買った方がいいかもしれませんね。


Andras Schiff(P)/Ludwig Van Beethoven/The Piano Sonatas(ECM New Series 2000)(輸入盤) - [CD1-2] Recorded June 7, 2004. - Sonatas Op.2: 1-4. Sonata No.1 F Minor Op.2/1 5-8. Sonata No.2 A Major Op.2/2 9-12. Sonata No.3 C Major Op. 2/3 13-16. Sonata No.4 E-flat Major Op.7 - [CD3] Recorded November 28, 2004. - Sonatas Op.10: 1-3. Sonata No.5 C Minor 10/1 4-6. Sonata No.6 F Major Op. 10/2 7-10. Sonata No.7 D Major Op. 10/3 Sonata No.8 C Minor Op.13: 11-13 Grande Sonate Pathetique - [CD4] Recorded February 27, 2005. - Two Sonatas Op.49: 1-2. Sonata No.19 G Minor Op.49/1 3-4. Sonata No.20 G Major Op. 49/2 Two Sonatas Op.14: 5-7. Sonata No.9 E Major Op.14/1 8-10. Sonata No.10 G Major Op. 14/2 11-14. Sonata No.11 B-flat Major Op.22 - [CD5] Recorded April 24, 2005. - 1-4. Sonata No.12 A-flat Major Op.26 Two Sonatas Op.27: 5-8. Sonata No.13 E-flat Major Op. 27/1 - Sonata Quasi Una Fantasia 9-11. Sonata No.14 C-sharp Minor Op.27/2 - Sonata Quasi Una Fantasia "Moonlight" 12-15. Sonata No.15 D Major Op.28 "Pastorale" - [CD6-7] Recorded December 4, 2005. - Three Sonatas Op.31: 1-3. Sonata No.16 G Major Op.31/1 4-6. Sonata No.17 D Minor Op.31/2 "The Tempest" 7-10. Sonata No.18 E-flat Major Op.31/3 "The Hunt" 11-13. Sonata No.21 C Major Op.53 "Waldstein" 14. Andante Favori F Major WoO 57 - [CD-8] Recorded April 2, 2006. - 1-2. Sonata No.22 F Major Op.54 3-5. Sonata No.23 F Minor Op.57 "Appassionata" 6-7. Sonata No.24 F-Sharp Major Op.78 "A Therese" 8-10. Sonata No.25 G Major Op.79 11-13. Sonata No.26 E-Flat Major Op.81a " Les Adieux" - [CD9] Recorded May 21, 2006. - 1-2. Sonata No.27 E Minor Op.90 3-6. Sonata No.28 A Major Op.101 7-10. Sonata No.29 B-flat Major Op.106 "Hammerklavier" - [CD10] Recorded September 23, 2007. - 1-3. Sonata No.30 E Major Op.109 4-6. Sonata No.31 A-flat Major Op.110 7-8. Sonata No.32 C Monor Op.111 - [CD11] Encores After Beethoven: 1. Franz Shubert: Allegro Assi- E-flat Minor from: Three Piano Pieces D946, Recorded March 7, 2004. 2. Allegretto C Minor D915, Recorded November 28, 2004. 3. Wolfgang Amadeus Mozart: Eine Kleine Gigue G Major KV574, Recorded November 28, 2004. 4-5. Joseph Haydn: Sonata G Minor Hob XVI: 44 4. Moderato 5. Allegretto, Recorded February 27. 2005. 6. Franz Shubert: Hungarian Marody B Minor D81, Recorded April 24, 2005. 7. Ludwig Van Beethoven: Andante Favori F Major WoO57, Andante Grazioso Con Moto, Recorded December 4, 2005. 8-9. Johann Sebastian Bach: Menuet I and II, Gigue, From: Partita No.1 B-flat Major BWV825 8. Manuet I and II 9. Gigue, Recorded April 2, 2006. 10-11. Prelude And Fugue B-flat Minor BWV867 10. Prelude 11. FUhue, Recorded May 21, 2006.

(16/11/30)過去に出た8種類のAndras Schiffのベートーベン(18-19世紀ドイツの有名な作曲家)のピアノソナタのアルバム(ECM New Series 1940 - 1949)の再発したものに、今回同時発売となったアンコール集(ECM New Series 1950)を加えた、CD11枚のBOXセット。演奏がいい上に、BOXセットでまとめて購入した方が価格も安いので、お買い得にはなっています。最上のテイクで収録とのこと。分厚いブックレットも一見の価値あり。

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