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2017/10/23

Weather Report Live In Tokyo

Weathertokyo
ウェザー・リポートの3日目。今回は前作にも5-7曲目に入っていた東京でのライヴをCD2枚組で。’72年という時期を考えると、けっこう新しいタイプのジャズ/ファンクで、戸惑う人もいたのかどうか。意外にライヴで聴いてしまうと、すんなり入ってくる部分も多いと思いますが。当時まだフリージャズも引きずっていたし、当時の物と新しいものがごちゃ混ぜになったような内容、という感覚で聴きました。記録という意味では確かに価値がありますが、このバンドの自分の好みが出てくるのは、もっと後の時期になります。このアルバムだけ’95年にCDで出てきて、ライヴの音がマスタリングで良くなっているような感じを受けました。


Weather Report Live In Tokyo(Sony) - Recorded January 13, 1972. Wayne Shorter(Ss, Ts), Joe Zawinul(Key), Miroslav Vitous(B), Eric Gravatt(Ds), Dom Um Romao(Per) - 1. Medley: Vertical Invador, Seventh Arrow, T.H., Doctor Honoris Causa 2. Medley: Surucucu, Lost, Early Minor, Directions 3. Orange Lady 4. Medley: Eurydice, The Moors 5. Medley: Tears, Umbrellas

2枚組CDで東京でのライヴ。主要メンバー3人のそれぞれの作曲ですが、ミロスラフ・ヴィトウスの曲は1曲のみになります。フリーのような場面もあり、アグレッシヴな演奏もありますが、今聴くと、オーソドックスではないけれどジャズっぽい印象もあります。クロスオーヴァーの走りのサウンドもあり、当時としては非常に新しいサウンドだったのでは。メドレーの曲がけっこう多いですが、やりたいことを比較的短時間で表現するにはいいかも。必然的に曲は長くなり、ファンク的でアグレッシヴなフレーズが出てきたり、静かになってみたり、合間に4ビート的にベースが絡んだりと、いろいろと変化に富んでいます。ワウワウの効果音がやはり時代を感じさせますが、演奏のノリもいいし、ファンクの部分がなかなかいい感じになってます。

2017/10/22

I Sing The Body Electric/Weather Report

Weatherisingthe
ウェザー・リポートのコメント手直し2日目。徐々にウェザー・リポートらしくなっていって、この時にはもう日本公演もやっているんですね。録音順でいくと次のアルバムで「ライヴ・イン・トーキョー」が出てきます。この前期が好きだという人が割と多いですが、自分はやっぱりジャコ・パストリアスがイタ時代の方が好きだな、というのが、改めて聴いた実感です。もっとはっきりしたリズムとメロディを自分は求めてしまうのかな、と思いました。でもいずれにしても、これからのクロスオーバーやフュージョンシーンはこのバンドの影響を受けていることが多いようなので、そのもととなる部分としては大いに参考になります。


I Sing The Body Electric/Weather Report(Sony) - Recorded November 1971 and January 1972. Wayne Shorter(Ss, Ts), Joe Zawinul(Key), Miroslav Vitous(B), Eric Gravatt(Ds), Dom Um Romao(Per on 2), Ralph Towner(G on 2), Andrew White(English Horn on 1), Hubert Laws(Fl on 1), Wilmer Wise(Piccolo, Tp on 1), Yolande Bavan(Vo on 1), Joshie Armstrong(Vo on 1), Chapman Roberts(Vo on 1), Roger Powell(Consultant on 1) - 1. Unknown Soldier 2. The Moors 3. Crystal 4. Second Sunday In August 5. Medley: Vertical Invader, T.H., Dr. Honoris Causa 6. Surucucu 7. Directions

主要3人のメンバーのそれぞれの作曲。混沌とした感じですが、ウェザー・リポートらしいサウンドになってきます。あちこちの録音から良いテイクを集めていて、5-7曲目は「ライヴ・イン・トーキョー」と同じ日の録音なので、同じテイクを編集したものか。2曲目に何とラルフ・タウナーが参加。 ヴォーカルとホーン・セクションが参加、牧歌的かつ重厚な感じと一部フリーが入ってギャップがある1曲目、ギターではじまり、少しパーカッシヴなファンクが続く2曲目、静けさから少し盛り上がりを見せる、ややバラード的な3曲目、ミステリアスな持続音のサウンドが印象的な4曲目、ファンク的なビートとサウンドでせまり来る変幻自在なメドレーの5曲目、民族色もある不思議なファンクの6曲目、ジャズとロックの感触を併せ持っている7曲目。

2017/10/21

Weather Report

Weatherreport
今になってやっとウェザー・リポートです。このページ、まだほとんど手をつけてないので、ミロスラフ・ヴィトウスがグループ初期のアルバム5枚に参加しているため、つなげて聴いていこうかと思います。自分が初めてリアルタイムにこのグループに接したのは’80年の「ナイト・パッセージ」だったので、その時と初期のサウンドの違いには驚かされました。それだけ進化が早かったバンドだったということが分かるのですけど。このファーストアルバム、まだ’70年代初期ですしね。マイルス・デイヴィスのこの時期のアルバムも今ではあまり聴くことはありませんが、当時の状況を考えながら聴くと、発見もありますね。


Weather Report(Sony) - Recorded Fenruary 16-18, 22 and March 17, 1971. Wayne Shorter(Ss), Joe Zawinul(Key), Miroslav Vitous(B), Alphonze Mouzon(Ds, Voice), Airto Moreira(Per), Burbara Burton(Per) - 1. Milky Way 2. Umbrellas 3. Seventh Arrow 4. Orange Lady 5. Morning Lake 6. Waterfall 7. Tears 8. Eurydice

全曲が、メンバーの作曲ないし共作。当時、ジョー・ザヴィヌル、ウェイン・ショーター、ミロスラフ・ヴィトウスの3人が主要メンバーでした。「すべてがソロでありすべてがソロでないグループ」のファーストアルバム。ジャズと呼ぶにはちょっと遠く、当時のマイルスバンドを思わせるようなやや混沌とした音の中から、当時では新しかったサウンドが見え隠れしています。2、7曲目のようにミロスラフ・ビトウスがエレキベースを使用する場面も。 短い情景的な1曲目、少し混沌とした3人共作のインプロヴィゼーション・ファンクの2曲目、不思議なファンクの雰囲気を醸し出す3曲目、ミステリアスで牧歌的なバラードの4曲目、明るさのある叙情的なバラードの5-6曲目、ややファンク的に攻める7曲目、4ビートでもジャズっぽくない8曲目。

2017/10/20

Dream/Toshiyuki Honda

Hondadream
ミロスラフ・ヴィトウスのサイド参加作過去盤聴き5日目にして一段落。実はこの後ウェザー・リポートが手付かずだったので、彼の初期参加作を含めて、17回かけてやる予定です。参加作という点では、このグループであと5枚続きます。今日のアルバム、チックはじめ3人が来日中に東京で録音されました。うまく日程が取れると、こういうアルバムが出て来るんですけど、本多俊之も3人に溶け合って、一体感のあるサウンドを出しているところが素晴らしいですね。タイミングにしてもこの録音も、まさに奇跡という感じもします。まあ、それにしても、このアルバムを聴いたのも20年近くぶりだったのですけれども。


Dream/Toshiyuki Honda(As, Ss)(Who Ring) - Recorded August 9 and 10, 1983. Chick Corea(P), Miroslav Vitous(B), Roy Haynes(Ds) - 1. Dream Comes True 2. Sophisticated Lady 3. Co-Motion 4. I Hear A Rhapsody 5. Alice In Wonderland 6. Ode To Siddharta

本多俊之作が1曲目、チック・コリア作が3、6曲目、他がはスタンダード。この強力なトリオをバックに(というよりは対等に)、本多のサックスは唄っています。ここではフリーっぽいインプロヴィゼーションでグループごと突進する演奏も3、6曲目などで堪能でき、これがこのチックのトリオの特色だと思います。本多も負けじと吹きまくり、かなりスリリングなクァルテットの演奏になっています。その反面、スタンダードでは聴きやすい曲も多いです。ややアップテンポのモーダル気味でジャストな感じが心地よい、本多渾身の1曲目、デューク・エリントン作の穏やかでメロディアスなバラードの2曲目、ややアップテンポの4ビートで元気なスタンダードの4曲目、メランコリックなワルツの曲でも、ベースのパッセージは優しくも速い5曲目。

2017/10/19

Live From The Country Club/Chick Corea The Trio

Chickthetrio
ミロスラフ・ヴィトウスの参加作過去盤聴き4日目。またチック・コリア関連のアルバムなんですけど、このトリオは、最初ECMで2枚組が出た時、けっこうよく聴きました。今日のアルバムが出たのは、’96年になってからで、こういうものもあります的なチックのシリーズだったので、今も入手が容易かどうかは分かりません。でも、この3人だと演奏がいいんですよね。ヴィトウスは学校で教えていた時期もあったとかで、経歴が長い割にはレコーディングがあまり多くはない人ですけど、演奏はやれば素晴らしいですね。ECMのアルバムでもいいので、機会があったらこのトリオ、聴いてみてもいいかもしれません。


Live From The Country Club/Chick Corea(P) The Trio(Stretch) - Recorded 1982. Roy Hayes(Ds), Miroslav Vitous(B) - 1. The Loop 2. Hackensack 3. So In Love 4. Piano Solo 5. Piano & Bass Duet 6. Dammit (Drum Solo) 7. Slippery When Wet 8. Waltse 9. On Green Dolphin Street

カリフォルニア州でのライヴ。’81年ECMの「トリオ・ミュージック」というのが同メンバーで録音されていますが、オリジナルでも人の曲でも、ここまで息の合ったこのメンバーでのすごいインプロヴィゼーションに当時は衝撃を受けました。インパクトとしては両者は同質。 曲は数曲重なっていますが、その時その時感じるものがあるかと。’84年にもECMからライヴが1枚録音されています。ちなみに他の人の作曲は2-3、9曲目のみで、他はチック・コリアないしメンバーの曲、インプロヴィゼーション。ミキシングはちょっと違うかもしれませんが、その素晴らしさは、Stretchレーベルから出ていても同じ。インプロヴィゼーションも4-6曲目にあり、そのスリリングさと、曲としてある曲の安定感のバランスがなかなか見事だと思います。

2017/10/18

Guardian Angels/John Scofield, etc.

Johnguardian
ミロスラフ・ヴィトウスのサイド参加作過去盤聴き3日目。当初、ヴィトウスをリーダーにして作ったアルバムをここに掲載していいのかという問題もありますが、CDジャケットの表題などを元に、事務的にやっていくしかないですね。実際、ギターが全曲に参加しているわけでもなく、どうしたもんだかと思ってましたけど、どこに置けばいいのかは後日再検討することにして、どんどん聴いていきます。ここではヴィトウスはエレキベースを使っていることが多いのですが、’70年代は彼はけっこうエレキベース、使ってましたので、全然不自然感はないです。内容とLP発売時のことを総合すると、やはりヴィトウスのアルバム、ないしは共同名義、というのが適当ではないかと思いますが。


Guardian Angels/John Scofield(G), etc.(Breaktime) - Recorded November 9-11, 1978. Miroslav Vitous(B), George Ohtsuka(Ds), Kenny Kirkland(P), Mabumi Yamaguchi(Ss) - 1-1. His Meaning 1-2. Rising 1-3. Resolution 2. Inner Peace 3. Guardian Angels 4. Off To Buffaro 5. Eating It Raw 6. Shinkansen

もともとミロスラフ・ヴィトウスのアルバム。CD発売当時ジョン・スコフィールドの名前を出した方が売れたからか。ヴィトウス作が1、3曲目、ジョン・スコ作が4-5曲目、ケニー・カークランド作が2、6曲目。フュージョン的なノリの曲が多いですが、ミロスラフ・ヴィトウスのエレクトリック・ベースも実はすごい。当時のクロスオーバー的でドラマチックな展開を見せる3楽章からなる、ある意味プログレ的とも言える1曲目、叙情的でメロディアス、淡い浮遊感があるバラードの2曲目、ベースの高域アルコも含めて、ベースの存在感を感じさせる割と静かな3曲目、シャッフルの8ビートで、ギターが前面に出ていて、ロック的で楽しい4曲目、ファンク的なビートでギターが活躍する5曲目、スピーディーなラテンビートが実は心地よい6曲目。

2017/10/17

Super Nova/Wayne Shorter

Waynesuper
ミロスラフ・ヴィトウスサイド参加作の過去盤聴き2日目。まだ’60年代の録音なんですよねえ。それでも自分がジャズというよりはクロスオーヴァーに目覚めたのが’75年のことだったので、その時からは、今から見ると時期的に非常に近いです。その時にはジャズではこういう動きがあったのかと。メンバーもスゴいですけど、演奏はやはりフリーか、それに近いものが多かった時代です。自分は好きなんだけど、やはり聴く人を選ぶサウンドの時代だったのかもしれませんね。チック・コリアのクレジットがドラムスとヴァイブラホンというのが解せませんけど、ここはクレジット通りに掲載しておきます。


Super Nova/Wayne Shorter(Ss)(Blue Note) - Recorded August 29 and September 2, 1969. John McLaughlin(G), Sonny Sharrock(G), Walter Booker(G on 3), Miroslav Vitous(B), Jack DeJohnette(Ds, African Thumb P), Chick Corea(Ds, Vib), Airto Moreira(Per), Maria Booker(Vo on 3) - 1. Super Nova 2. Swee-Pea 3. Dindi 4. Water Babies 5. Capricorn 6. More Than Human

3曲目のA.C.ジョビン作以外は、ウエイン・ショーター作曲。彼はソプラノ・サックスだけを演奏していて、ポリリズムやフリーの要素などを取り入れて独自な音楽を展開してます。そういう時代の流れだったのでしょう。チック・コリアのクレジット、合っているんだろうか。なかなかハマりますが、1曲目のタイトル曲はほぼフリーの域に足を突っ込んでいます。静かな流れの中で、フリー的な展開になっている2曲目、サンバかと思うと、鳥のような音、アフリカンな響きと共に、やはり自由な雰囲気もあり、中盤では原曲に近いようなヴォーカルも入る3曲目、マイルス・バンドでも有名な曲を、モーダルギリギリのところで表現する4曲目、やはりフリーをベースにしている5曲目、アフリカンでパーカッションが入り乱れてサックスが舞う6曲目。

2017/10/16

Now He Sings, Now He Sobs/Chick Corea

Chicknowhe
ミロスラフ・ヴィトウスのサイド参加作の過去盤聴き、という観点から、10枚残っているのでそれを聴いていきます(実際にはウェザー・リポートはそれ単独で後日書きたいので、5枚ですが)。と、そのしょっぱなから、超有名盤が出てきたではありませんか。普段は新譜を聴くことが中心なので、評価があまり定まってないCDを、「これはこういうアルバム」と書いていくので楽なのですが、既に評価の定まっているアルバムは、ツッコミが入りそうだし、下手なことは書けないし、と少々緊張してしまいます。でも結局マイペースで書いてしまいますけど。今日の時点で、ホームページの手直しするアルバム、残り700枚になりました。あまりあと何枚って書かない方がいいよとアドバイスもいただきましたが、残りの人生で全部直せるかどうかなので、勢いをつけるために、時々書いていこうと思います。


Now He Sings, Now He Sobs/Chick Corea(P)(Blue Note) - Recorded March 14, 19 and 27, 1968. Miroslav Vitous(B), Roy Haynes(Ds) - 1. Matrix 2. My One And Only Love 3. Now He Beats The Drum 4. Bossa 5. Now He Sings-Now He Sobs 6. Steps-What Was 7. Fragments 8. Windows 9. Pannonica 10. Samba Yantra 11. I Don't Know 12. The Law Of Falling And Catching Up 13. Gemini

ソリッドステート原盤の5曲(1、3、5、6、12曲目)に、ブルーノート盤で’76年に出た8曲を追加した2枚組LPのCD版。本当はオリジナル盤の5曲のみで聴いてみたい。2曲目がスタンダード、9曲目がセロニアス・モンクの曲で、他は全部チック・コリア作曲。当時を考えると、このようなジャストでカッチリした演奏は珍しかったのではないかと思います。しかもトリオの絡みやバランスも見事。1曲目でそのつかみはOKで、これだけでも、インパクトは十分。当初出た5曲を拾い聴きしても、やはり当時のジャズ界で、話題になっただけのことはあります。長いソロ・ピアノを経て、トリオになる3曲目も、やはりオリジナルながらインパクトはあります。6曲目前半のスピード感もいいですが、後半のスパニッシュな響きのサウンドもいい。

2017/10/15

Miroslav/Miroslav Vitous

Miroslavvitous
ミロスラフ・ヴィトウスのリーダー作はこれで一段落。この後はECM割合が高くなり、かなり以前にコメントの手直しをしてしまっています。またこのあたりのいわゆるフュージョン盤は、まだ数年前に国内盤CD化されたばかりです。今日のアルバムは、主にベースとドラムス、パーカッションが前面に出ているところが面白いです。ベースも通常のベースに多重録音で高域のアルコのメロディをかぶせて、ピアノとかシンセサイザーは、極端に前面に出ることもなく、そういう点で、ちょっと違った視点で聴けて面白いアルバムだなあ、と思いました。たまに聴くと新鮮だ、と思っても、そもそも過去盤聴きをやっているアルバムは、’98年以降は聴いていないものの方が多いのだから当然ですね。


Miroslav/Miroslav Vitous(B, P, Synth)(Freedom) - Recorded July 1977. Don Alias(Per), Armen Halburian(Per、Ds) - 1. Watching The Sunset Run 2. Bassamba 3. Tiger In The Rain 4. Concerto In E Minor 5. Pictures From Moravia 6. Sonata For A Dream

全曲ミロスラフ・ヴィトウスの作曲。ウェザー・リポート後のヴィトウスをとらえる格好のアルバム。多重録音による、ウェザー・リポートの影響も感じさせるサウンド。ベース自体も多重録音の個所があり、通常のベースと縦横無尽に駆け巡る彼ならではの高音アルコ・ソロ。これだけでも超絶技巧。パーカッションもいい感じです。ベースとリズムのトラックを先に録音していると思いますが、1曲目のテーマのあたり、やはり影響は隠せないですね。アップテンポのラテンリズムで、ベースのアルコが存在感を示す2曲目、静かでパーカッシヴなサウンドがミステリアスな3曲目、少しオリエンタルなテーマを持ち、ドラマチックな展開がある4曲目、哀愁漂う故郷の風景を彩る5曲目、シンセサイザーで穏やかに進んでいくバラードの6曲目。

2017/10/14

Infinite Search/Miroslav Vitous

Miroslavinfini
今度はミロスラフ・ヴィトウスのアルバムの過去盤聴きが12枚あるので、聴いていきます。そのうちリーダー作は今日を含めて2作。いずれにしても’60年代末でこんなリード・ベースのような、かなりテクニック的にも光っているベースを弾いていたのは革新的だったんではないでしょうか。年代を考えながら聴くと、やっぱりスゴいわあ、となってしまいます。また、当時は若手だったにしても、このメンバーが集まって演奏しているんだから、アルバム全体としてもすごくないわけがありません。当時のフリーとの境が流行りのサウンドだったとか、そういう面もよく分かるアルバム。久しぶりに聴いたけど、すごいという言葉しか出てきません。


Infinite Search/Miroslav Vitous(B)(Atlantic) - Recorded November 1969. Joe Henderson(Ts), John McLaughlin(G), Herbie Hancock(P), Jack DeJohnette(Ds on 1-5), Joe Chambers(Ds on 6-7) - 1. Freedom Jazz Dance 2. Mountain In The Clouds 3. When Face Gets Plae 4. Infinite Search 5. I Will Tell Him On You 6. Epilogue 7. Cerecha

邦題「限りなき探求」。1曲目以外はミロスラフ・ヴィトウス作曲。プロデュースはハービー・マン。当時はここまで自由自在にベースを操るミュージシャンはいなかったと思います。参加ミュージシャンも大物ばかりで要注目。エレキギターやエレキピアノとドラム、ベースはアコースティックな対比が面白く、当時を感じさせます。当時としては新しいサウンド。かなりトガッてはいるけれど、フリーには行きそうで行かない16ビート的な1曲目、細かいリズムで一気に進む2分弱の小品の2曲目、テーマ部その他で、リードベースになっている感じの3曲目、ミステリアスなバラードでタイトル曲の4曲目、アルバムの中ではけっこうフリー寄りな演奏の11分台の5曲目、割と穏やかでメロディアスなバラードの6曲目、フリーでの小品の7曲目。


(追記)この時期リーダー作で「Purple」(CBS/Sony)’70年も出ていると教えていただいたのですが、LPだけで未CD化のため、聴くことができません。残念。

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