2012/05/27

5月のECM New Series(2)

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ECM New Series、今日の紹介は1枚です。宗教音楽というのか、古楽というのか、このあたりの声楽は今までヒリヤード・アンサンブルあたりが多く出してましたが、今回はエストニアのVox Clamantisというところが出してます。何ともゆったりした声の流れが、ところによってポリフォニーのところもありますが、癒されるというか、落ち着くというか。こういう古い時代の音楽を響きの多い教会録音で聴くというのもいいですね。英語のライナーをまだ読んでないので、詳しいことは分かりませんが、またここでも新たな発見というか、研究成果があるのかもしれないし。でも、音楽の流れに身を任せるのみでも、けっこういい感じです。


Vox Clamantis/Jaan-Eik Tulve(Cond)/Filia Sion(ECM New Series 2244)(輸入盤) - Recorded September 2010. - 1. Ecce Venit/Psalm 94 2. Virgo Prudentissima/Magnificat 3. Gaudeamus 4. Rex Virginum 5. Gloria Magister Perotinus: 6. Beata Viscera 7. Audi Filia Petrus Wilhelmi De Grudencz: 8. Prelustri Elucentia 9. Ave Maria Hildegard Von Bingen: 10 O Ignis Spiritus 11. Agnus Dei 12. Exulta Filia Sion 13. O Maria 14. Salve Regina 15. Ma Navu

(12/05/26)グレゴリオ聖歌はじめ、作曲者不詳の古楽(宗教音楽?)の声楽を主に集めていて、全15曲中、作曲者の分かるものも12世紀から15世紀まで3曲あります。教会での録音なので反響音が大きく長く、素朴な歌が続きます。宗教的な要素を別にしても心が落ち着いて、癒されるようなゆったりとした曲が流れます。Vox Clamantisというのは、エストニアの合唱団、器楽奏者たちの名前らしいですが、ここでは声楽のみでの録音です。

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2012/05/26

5月のECM New Series(1)

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ECM New Seriesも春から続々と新譜が出てきて、今回届いたのは3枚。今日のはバルトークとドビュッシーです。クラシック関係は専門外なので、こういう選曲だとどうだとか、そういう知識がないのが残念ですが、バルトークも現代音楽の面と、民俗音楽研究の面とがあらわれていて、変化に富んでいる感じでした。ドビュッシー、こちらはCD2枚組。叙情的なピアノ曲ですけれども、20世紀初頭の曲は、時期的にはある程度現代音楽の洗礼も受けているのかな、というような音使いも垣間見えます。ECMにしては、クラシックの王道路線を行っているんじゃないかな、というアルバムでした。


Witold Lutoslawski/Bela Bartok/Musique Funebre/Stuttgarter Kammerorchester(ECM New Series 2169)(輸入盤) - Recorded May 2004 and February 2010. Hungarian Radio Children's Choir, Stuttgarter Kammerorchester, Dennis Russell Davies(Cond) - Witold Lutoslawski: 1. Musique Funebre Bela Bartok: 2. Romanian Folk Dances BB 76 3-5. Divertimento BB 118 6-12. From: 27 Two- And Three- Part Choruses BB 111

(12/05/25)1曲目のWitold Lutoslawskiは20世紀ポーランドの現代音楽家で「葬送音楽」はバルトークの追悼のために作曲。これは完全に現代音楽の世界。バルトークは20世紀前半のハンガリー出身、ニューヨークで没した現代音楽家、民俗音楽研究家。割とはっきりした旋律が入っている民俗音楽の方が強い場面(2曲目)もありますが、完全に現代音楽(特に3-5曲目)もあり、6曲目以降の子供の合唱団が聴きやすい曲もあります。


Claude Debussy/Preludes/Alexei Lubimov(P)(ECM New Series 2241/42)(輸入盤) - Recorded April 2011. Alexei Zuev(P) - 1-12. Preludes - Premier Livre 13-15 Trois Nocturnes 16. Prelude Aa L'apres-midi D'un Faune 17-28. Preludes - Deuxieme Livre

(12/05/25)クロード・ドビュッシーは19世紀から20世紀はじめにかけてのフランスの作曲家。ここでは16曲目が1895年作の他は、1909-12年作曲の曲に集中しています。ピアノ2人の連弾になるのは13-16曲目のみ。前奏曲集第1巻、第2巻を前後に配置して、間に「牧神の午後への前奏曲」「夜想曲」(これらは2台のピアノでの演奏)を入れています。叙情的であり、しかも有名な曲。ピアノはあえて機種名を記しているので、名器かと。

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2012/05/25

Per Sempre/Eddie Gomez

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エディ・ゴメスの’09年イタリア録音の新譜(?)が出ました。いつもだとステファン・カールソンのピアノとドラマーとトリオで録音することが多いのですが、ここではイタリアのミュージシャンとのクインテット。イタリア勢に引っ張られる感じで、内省的なサウンドの曲が多いです。6曲目の「星影のステラ」ももっと明るい感じの曲調だと思っていたけど、サウンドは内向的でちょっと影がさす感じ。まあ、地味な曲でもゴメスの活躍している曲はあるのでいいのですが、全体的に静かかなあ、という印象です。こういう面も押さえておきたい方もいらっしゃるでしょうし、まあ、ここでのゴメスも、興味深かったですけれども。ただ、やっぱりちょっと地味かな。


Per Sempre/Eddie Gomez(B)(BFM Jazz)(輸入盤) - Recorded December 2009. Marco Pignataro(Ts, Ss), Matt Marvugilo(Fl), Teo Ciavarella(P), Massimo Manzi(Ds) - 1. Arianna 2. Bologna D'Inverno 3. Why Cry? 4. Forever 5. Pops & Alma 6. Stella By Starlight 7. Homesick 8. Epilogue

(12/05/24)エディ・ゴメスとイタリア勢との録音。ゴメス作は1、4、8(ソロの小品)曲目、スタンダードが6曲目、他のメンバー作がその他。リーダー作で、この時期ピアノ・トリオではなくホーン入りというのも他にないです。共同名義でも良かったかも。フルートとサックスのフロントで、柔らかいサウンド。やや内省的な雰囲気もある感じ。メロディが朝日を浴びるように爽やかでゆったりした1曲目、空間的で幽玄な感じも漂っているモーダルな2曲目、やはりしっとり系だけれど、ベースの動きがあって後半8分の6拍子でビートのある3曲目、軽いバラード的ながら暗い感じもある4曲目、ベースのアルコではじまりこれまたしっとり系のバラードの5曲目、唯一スタンダードだけど、やはり内側を向く感じの6曲目、黄昏感が渋い静かめの7曲目。

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2012/05/24

Four MFs Plain' Tunes/Branford Marsalis Quartet

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発売日より遅れて入手し、届いたのは5月初旬。その後忙しいシーズンになったので、なかなかアルバムを聴けずにいました。とは言いつつも、今月まだあまりCDが届いてないので、たまっているほどではありませんが。このアルバム、タイトルにMFってついているところがありますよね。私は何気なく読み過ごしていたんだけど、「マザー・ファッカー」って解釈する方もいて、なるほどなあ、と思いました。でも演奏はかなりまっとうで、今のクァルテットだったら、たとえ今回ドラムスが交代していても、このクァルテットの右に出るバンドはなかなかないんじゃないかと思うわけです。今回、ジャケットにメンバーのフルネームが書いてなかったので、某通販のサイトも参考にしたけど、曲の紹介で間違っている部分を発見。けっこうありますね、こういうこと。


Four MFs Plain' Tunes/Branford Marsalis(Sax) Quartet(Marsalis Music)(輸入盤) - Recorded October 11 and 12, 2011. Joey Calderazzo(P), Eric Lewis(B), Justin Faulkner(Ds) - 1. The Mighty Sword 2. Brews 3. Maestra 4. Teo 5. Whiplash 6. As Summer Into Autumn Slips 7. Endymion 8. My Ideal Bonus Track: 9. Treat It Gentle

(12/05/23)4曲目がセロニアス・モンク作、8曲目がスタンダード。1、6曲目がジョーイ・カルデラッツォ、2-3曲目はエリック・レヴィス、5、7、9曲目がブランフォード・マルサリス作。ドラマーがジェフ・ワッツに替わっての登場で、録音時にはまだ10代の若さ。音数も多く、押し出しも強いので、ベテラン勢の中でも存在感があります。曲は4ビートからバラードまでいろいろ変化に富んだ楽曲が揃っていて、飽きさせない。マイナー系、やや綾織り的なサウンドのバラードがけっこう美しい3曲目、ピアノはモンクを意識しつつも、独自な雰囲気の4曲目、前半サックス・トリオで後半ピアノが加わる5曲目、かなり静かな場面からの盛り上がりの曲が、フレーズも鋭く、研ぎ澄まされている6曲目、フリー奏法と端正なピアノの対比が面白い7曲目。

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2012/05/23

「坂道のアポロン/小玉ユキ著」のマンガを読んで

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以前、「坂道のアポロン」のTVアニメを観た話は書きました。単行本も本編で9冊ほどなので、買ってみようかな、とつい先日通販でまとめて注文。

以前アニメを観た時に、ここのブログでマンガの単行本は読まなくてもいいかな、というような事を書きましたけど、これは読んでみて正解でした。割とアニメが原作に忠実にストーリーを追っているので、ネタばれになってしまうのがちょっともったいなかったですけど、若い頃、マンガばかり読んでいた私にとってみたら、けっこう上質な少女漫画だと思いました。’60年代の設定も、私たちよりちょっと上の世代になるので、感覚的に分かる部分もありますし。

確かにマンガからは音が出ませんが、自分は頭の中でジャズが鳴っている(というと大げさか(笑))ので、そのマンガの演奏場面から音がせまってくるようです。まあ、本当の音はTVアニメにまかせて、ここではストーリーを楽しむことに。アニメだと、マンガのストーリーで触れてなかった部分があったり、掘り下げが深くない部分もあって、やはり両方読んでみるべきもんだなあ、と思います。マンガだけだとジャズに親しみのない人は音が分からない。それをTVアニメで補完できるメリットも大きいです。ただ、ジャズの視点からを中心に観たい方はTVアニメだけでもけっこういいのでは、と思います。

まだアニメの方が中ほどなので、これからの展開と結末はお楽しみに、としか書けません。なかなか味わい深く、そしていい展開だったとだけ、書いておきましょう。やはりマンガは主人公の成長とその人間関係の展開が面白いですね。これは先日アニメ「BECK」を観た時にも思いました。さすがに「BECK」の方はマンガの単行本が全34巻もあって、おいそれとは手に出しにくい、ということはありますけれど。

機会があったら、読んでみてください。

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2012/05/21

BIGLOBEメール、12時間以上の障害

今朝10時ちょっと過ぎにBIGLOBEでメールを1本受信した後、メールの送受信がエラーになってしまいました。パソコンの方がおかしくなったと思って、設定を見てみたり、パソコンの再起動をかけてみたりしたんですが、全然直らず。そこで、BIGLOBEのホームページをよく見ると、メールに障害が起きているではありませんか。

【障害】BIGLOBEメールサービス利用不可について(2012/5/21)

仕事でもプライベートでも、ほぼこれにまとめて使っているので、もし重要な急ぎの仕事の内容が入っていたら大変です。プライベートも含め、1日に20-30本はメールをやり取りするので、こんなに長い時間、メールが使用できないのは、かなり問題ですね。もう15年以上BIGLOBEを使っていて、こんなに長い時間のメールの障害ははじめての経験だと思います。

困りました。仮に仕事で使ってなかったとしても、こんなに長い時間メールが不通なのは困るのに、異常事態ですね。全部の人に影響があるのではないようで、障害がおきているのは一部の人だけらしいのですが、それがどれぐらいの割合かも分からず。ネットで見てみると、もう障害から復旧した人もいるようですが、順次復旧させていくとのことで、明日の朝には復旧がされている、という保証もありません。

iPhoneで、個々のお客さんにメールを打つのはホネだし、ちょっと困ってしまいますね。クレームを入れることができたら、クレームしよう、と思っても、肝心のメールがダメなんじゃ連絡の取りようがないですし...。

(追記)午前0時をまわったところで、障害時間中のメールがドドッとやってきました。とりあえずは消えてなくてホッとしていますが、こんなに長い障害があるんだったら、信頼性の点でどうかなと思います。

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2012/05/17

Chasin' The Bird/Dynamite!!/Supersax

Supersaxchasin
このところ体力的にというよりは精神的に忙しくて(なんのこっちゃ)、なかなかCDに向かう時間がなかったのですが、だいたい一段落してきたし、徐々に復活していく予定です。今回はスーパーサックスというグループで、聴いていなかったアルバムが2in1でCD化されたので、購入。安かったです。元ネタのチャーリー・パーカーはやはりアドリブにかけては天才なのは、私が言わなくても有名なんですが、それを採譜してサックス5重奏にしてしまうMed Floryもたいしたものです。この5重奏の演奏を中心に2枚(CDでは1枚)80分間聴いていると、かなりお腹いっぱいになってしまいます。だって、スゴいんだもん、ということで。’70年代後半の録音です。


Chasin' The Bird/Dynamite!!/Supersax(MPS)(輸入盤) - Chasin' The Bird - Recorded July 1976. Med Flory(As, Leader), Joe Lopes(As), Warne Marsh(Ts), Jay Migliori(Ts), Jack Minitz(Bs), Blue Mitchell(Tp on 2, 9), Conte Candoli(Tp on 1, 5-6, 8), Frank Rosolino(Tb on 3-5, 7), Lou Levy(P), Fred Atwood(B), Jake Hanna(Ds on 1, 4-9), John Dentz(Ds on 2-3) - 1. Shaw Nuff 2. A Night In Tunisia 3. Drifting On A Reed 4. The Song Is You 5. Oop Bop Sh'bam 6. Round Midnight 7. Now's The Time 8. Dizzy Atmosphere 9. Chasin' The Bird - Dynamite!! - Recorded April 24-28, 1978. Med Flory(As, Leader), Lanny Morgan(As), Jay Migliori(Ts), Don Menza(Ts), Jack Minitz(Bs), Conte Candoli(Tp), Frank Rosolino(Tb), Lou Levy(P), Fred Atwood(B), John Dentz(Ds) - 10. The Fruit 11. Bambu 12. Blues For Alice 13. Tempus Fugit 14. Parisian Thoroughfare 15. Wave 16. Dance At The Road Dogs 17. Parker's Mood

(12/05/17)2 in 1のアルバムでトータルの収録時間は80分で、このヴォリューム感は圧倒的。チャーリー・パーカーの愛奏曲をアドリブも含め、サックスの5重奏で演奏してしまうバンドの実力はたいしたものだけど、それだけ実力者がいるってことかと。リーダーのMed Floryの2枚のアレンジは見事。構成しているサックスのメンバーが異なることも。トランペットやトロンボーンのパートは自由にソロをとっているような感じ。これだけ聴けばお腹いっぱいになってしまいますが、それだけ元ネタのアドリブがそのまま5重奏になっても良いってことですし。このグループのアルバムは何枚も出ていますが、どれもが素晴らしい。まず原曲にあたれってこともありますが、’70年代の録音なので原盤よりも音がいいことも、聴いて心地よさはあります。

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2012/05/15

宇宙の花 FLOWER OF COSMIC SPECIAL LIVE 2012

Furuhashilive
昨年、新宿ピットインまでライヴを観に行ったサックスの旧橋壮さんから、フライヤーが送られてきました。なかなか興味深いメンバーですので、私も宣伝のお手伝いをさせていただきます。よろしかったら、ぜひ、どうぞ。なお、下記の説明文は、Mixiの某コミュから引用させていただきました。また、フライヤー画像はクリックすると拡大します。


TZADICレーベルを筆頭にNYのシーンで多忙な活躍をしている友人のユダヤ人ベーシスト、ウード奏者Shanir Blmenlranzと6月12&18日にスペシャルライブを行います。
ほかでは聴けない刺激的でレアなセッションとなりますのでぜひお越しください。


宇宙の花 FLOWER OF COSMIC SPECIAL LIVE 2012

■2012年6月12日(火)赤坂 B FLAT
 http://bflat.biz/
旧橋 壮SAX、FLUTE  
堀越彰DRUMS PERCUSSION  
ウィンチェスター・二・テテPERCUSSION 
シャニーア・ブルメンクランズ(bass oud from NY) 
フレデリック・ヴィエノット PIANO 
ゲスト 藤間浩菊 日本舞踊
 
■2012年6月18日(月)
MORTION BLUE YOKOHAMA http://www.motionblue.co.jp/
電話予約 当日入場共可 2shows 3600yen045-226-1919(11:00am~10:00pm)

旧橋 壮SAX、FLUTE 
堀越彰DRUMS PERCUSSION  
ウィンチェスター・二・テテ PERCUSSION
シャニーア・ブルメンクランズ(bass oud from NY)
久保島直樹 pianoゲスト 
藤間浩菊 日本舞踊

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2012/05/13

アニメ「BECK」最高!(今さらながら)

ある機会があって、アニメの「BECK」全26話を今さらながら観ました。最初の晩は2話までだったんだけど。昨日から今日の昼にかけて、町内会の仕事もこなしながら(って、朝の公園掃除は奥さんに行ってもらったり、午後のみこし作りの手伝いは、分かる人が多かったんで2時間ほどで帰ってきたんだけど)、睡眠時間を2-3時間ほどに削って、食い入るように続けて観てました。いや~、最高。

ロックのバンドものの話で、主人公がギターを全く弾けないところからの出会い、弾けるようになってライヴに参加して、ある意味頂点があって、その後日談、という形なんだけど。コミックも’00年から’08年にかけて出ていて全34巻。でも、ロックは演奏が聴こえてナンボなのと、そこまでお金がないからコミックは買わない予定ですけど。でも、ハロルド作石のマンガだったら、音が聴こえてきそうだな。水泳あり、バイトあり、いじめあり、いろいろ絡みながら話は進んでいきます。

「けいおん!」がブレイクしたのが’09年だったんで、それ以前にバンド関係のブレイク、あったんでしょうね。ストーリーも、平凡な1少年が、話の中に音楽業界の大変な部分も描写しつつ、実際にはあり得ないんだけどありそうなストーリーで頂点を経験していく、感動ものの展開でした。単なるサクセスストーリーではないのが、いいところ。

女の子との関係も気になるんだけど、何人かの女の子が登場して、役としては絡んでは離れていく、みたいな、青春時代にありがちな描写を自然にしているのがいい。これまた特定の女の子との恋のハッピーエンドにしなかった(軸はあるけれど)のが、ティーンエイジャーが主人公のアニメとしてはいいんだろうなあ、と思います。

実際の人生ってそうだけど、ハッピーエンドで物語は閉じない。常にその先どうなるか、ってのがあって、しかもその先は良さそうだな、と思わせておいての物語のエンド、なかなかいいですね。

自分がやっぱり昔、バンドを中学の時にはじめて、レベルはBECKとは比較にならないけど、20代あたりまで断続的にバンドをやっていたのとカブります。バンドはメンバーの高度なテクニックなんじゃなくて、このメンバーじゃないと置き換えができない、というところ(ある意味相性とか友情)が大事なんだよね。まあ、自分もそうは言いながら、いろいろバンドをかけ持ち、学生時代はやってましたが。

改めて言います。「BECK」最高です。


(追記)アニメができたのは’04-05年で、マンガの方は’08年まで連載があるんですよね。ということは、その先がマンガで見れるんでは。そうなってくると、マンガの単行本の全34巻、買おうかどうか悩みます。

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2012/05/12

Dream Dance/Enrico Pieranunzi/Marc Johnson/Joey Baron

Enricodream
エンリコ・ピエラヌンツィ新作「Permutation」がスコット・コリーとアントニオ・サンチェスのトリオにメンバーチェンジしていたのですが、この「Dream Dance」もいい、という意見が複数あったので、私、聴いてなかったためあわててオーダーしました。’09年の発売だと思ったけど、’04年の録音だったんですね。その前の作品「As Never Before」と録音した日があまり変わらなかったという。それでも、このアルバム、けっこういいです。ある程度ベテランになって、同じメンバーで何枚も録音してこなければできないような一体感のある演奏。そして、ここでも美メロでありながら硬派という要素満載で、50分弱の録音でしたけど、かなりイケている1枚ではありました。


Dream Dance/Enrico Pieranunzi(P)/Marc Johnson(B)/Joey Baron(Ds)(Cam Jazz)(輸入盤) - Recorded December 6 and 7, 2004. - 1. End Of Diversions 2. No-nonsense 3. As Never Before 4. Castle Of Solitude 5. Peu De Chose 6. Nippono Ya-oke 7. Pseudoscope 8. Dream Dance 9. Five Plus Five

(12/05/12)全曲エンリコ・ピエラヌンツィ作曲。美メロの雰囲気もある彼だけど、このメンバーは硬派に攻めているところもあり、素晴らしいところを聴かせてくれます。この硬派な面があらわれているフリーのような一歩手前のようなハードな1曲目、淡いハーモニーも持ちつつとことん盛り上がりを見せていく2曲目、そして乾いた、少し静かなメロディを聴けるバラードの3曲目、独特なラテン的なノリでしかもフレーズがきれいで心地良い4曲目、やはり流れるようなエネルギッシュなワルツの5曲目、「日本の夜明け」にも読めるけど、哀愁のあるメロディの6曲目、アップテンポの基本的には4ビートで攻めていくノリの良い7曲目、まさにタイトル曲、タイトル通りの浮遊感のあるワルツの8曲目、アップテンポでの4ビートの割とバップな9曲目。

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